見出し画像

気になるエリズィオン


フランス語のきまりに
「エリズィオン」というのがある。

母音や無音のhで始まる単数名詞の前では、定冠詞のleとla はl' になります。フランス語の文法では、これをエリズィオンと呼びます。

東京外国語大学言語モジュール

定冠詞leとlaは英語でいう「the」で、後ろにくる名詞が母音だとエリズィオンされる。

例えば
étoile(星)に定冠詞がつくとl’étoileとなる。

読み方は「エトワール」が「レトワール」となる。確かに、エリズィオンしないと、
「ラ エトワール」となって発音しにくいから、「レトワール」のようにくっつくのは必然だなあと思う。

しかし。職場のトイレに置いてあったこれを見てくれ。

トイレットペーパーの包装


l’crest

って、母音じゃないのにエリズィオンしてて気持ち悪い…第一にどうやって読むんだ。

気にするな、わたし

そう思うと余計に、トイレに行くごとに気になってしまう…

まるで「ピンクの象を思い浮かべないでください」と言われて頭の中がぞうさんでいっぱいになっている人みたいになっている。(気になる方は「心理学 ピンクの象」で検索を…笑)

ちなみに「クレスト」とは紋章という意味らしい。知らんけど。

いいなと思ったら応援しよう!