僕らのスーパーヒーロー
「令和の日本型教育」答申に登場して以降、ウェルビーイングと教育の組み合わせが話題になっている。
こちらの本がいいよ、と教えていただいて読んでみました。
いろいろ興味深い取り組みが紹介されていた中でも、いいなと思ったのが、
著者であり小学校の校長先生である中島先生が、目立たないけど頑張っている先生のよさを取り上げる「サイレントヒーローの発掘」という考え方。
話は変わりますが、運動神経をその辺の道端に置いてきたタイプの鈍臭い私が、中学生の時のこと。
ある日、体育の先生が、長距離走の授業中、「platyは、ごまかしたりせず最後まで走ってるよね」と言ってくれたことがあった。
「先生って、運動のできない子のことも
ちゃんと見てるんだ!」とたいへん驚いたのを覚えている。
その思い出もあり、わたしは、教員として、目立たないけど頑張ってる子を見つけて、さりげなく励ますことを大切にしてきたつもりだ。
だから「サイレントヒーローの発掘」っていう言葉にすごく共感できる。
ヒーローは、
実は、目立たないところで生きていて
時には一見するとかっこ悪かったりするものなんだ。
サイレントヒーローの手の中に
明日はある、
かもしれない。
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