しあわせを求めて逃げる
基本的に「下見て暮らせ」とか
「あの人たちに比べたら幸せなんだよ」といかいう考え方は好きではない。
あの人よりはマシ、というような考え方が差別的だし失礼だと思うから。
でも、この番組「BSスペシャル 運び屋たちの“ゲーム”バルカンルート 難民たちの逃避行」を見ていたら、自分がいかに恵まれているかを認めざるを得ない。
「人として生きる権利を奪われている」
「差別に他ならない」
何度もドイツへの命懸けの逃避行を試みるが度重なる失敗に苦しむ人
奇跡的にドイツに入国した喜びも束の間、仕事が見つからない。政府のわずかな補助金をもとにドイツ語を学ぶものの挫折する人
一方で、不法入国者を取り締まる側の人々もいる
考えるだけでドッと疲れが押し寄せる
わたしは
いま置かれている環境で
いかに生きるか
すこしでも誰かによい変化を起こす力になりたい