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鵜戸神宮の、運の玉

宮崎県のパワースポットのひとつ、「鵜戸神宮」に行ってきました!

本殿前広場から海を見下ろすと、いろんな形の岩がそそり立っています。

中でも目立っている約8メートルのこの石は「亀石」

亀石

真ん中に四角形のくぼみがあります。
ここに、粘土でできた丸い玉を投げて、四角のところに入ると願いが叶うとか!

「運」と書かれた玉
そばぼうろ(お菓子)みたいでかわいい。
投げるチャンスは5回!
投げますよ

われら珍道中メンバー3人で挑んだものの、一個も入らず…笑
でも、亀の背中に当たっただけでもOKらしいです!

他の参拝客は結構マスの中に入ってて、きっといいことありますね。すごい。

この運玉の代わりに、昔はお金(お賽銭)を投げてたんだそうです。その変遷の陰にはこんなストーリーがあったとか…

昭和二十九年頃、鵜戸の小学生は決まって月曜日に遅刻をしたそうです。前日の日曜日に参拝者が亀石に投げた賽銭を、月曜日の早朝にそのまわりからそっと拾っていたので学校に遅刻したというのです。

鵜戸神宮公式ホームページ


これは教育的にまずいですよね…
当時の後藤幸平宮司をはじめとして学校関係者は、子どもの健全育成のために智恵を出し合って今の「運玉」を作ったそうです。

子どもがそれ(運玉)を作り、鵜戸神宮に納める。鵜戸神宮は、子どものための学費や、修学旅行の費用等に充てるための補助をするというものでした。

鵜戸神宮公式ホームページ


この制度は、今でも続いていて、現在の鵜戸小中学校の児童生徒とその両親が中心となり、心を込めて運玉をつくっているのだそうです。

そう聞くと、さらに愛しい、運玉

みんなの願いや手間が詰まった運玉、ひとつ持って帰ればよかったかな?

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