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Q:チワワの耳がなかなか立ちません、立たせるには?(耳の矯正)

A:一般的には生後2~3ヵ月くらいで耳が自立しますが、稀に立たない子もいます。その場合はテープでの矯正を試してみましょう。

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【1】内側にテープを貼る方法

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1・サージカルテープ(人間の包帯を止めるテープ、薬局やコンビニで購入できます)を用意します。
2・テープを3~4枚張り合わせ、内耳のサイズにカットします。
3・それを耳の内側に貼り、立った状態を維持します。内側には皮脂があり剥がれやすいので都度手直しが必要です。
4・嫌がると思いますが3日くらい放置してから剥がします。
その後 立っているならOKですが、また垂れてきている、もしくは半分垂れてる状態でしたら2~4の行程を繰り返します。個体差がありますが1~3週間くらいで立ってくれると思います。

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【2】内側にテープ+芯棒を貼る方法

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上記【1】の行程2にテープを丸めた芯棒を加え、より立ちを強くします。

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【3】耳の外側にテープを巻く方法

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1・サージカルテープを用意します
2・耳を円柱状(ストローのような感じ)に丸めます
3・丸めた耳にくるりとテープを巻いて固定します
4・嫌がると思いますが3日くらい放置してから剥がします。
剥がれ難いので内側に貼るより手間はかかりませんが、テープを剥がす際に
多少毛が抜けてしまう事もあります。注意して優しく行ってください。

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【4】耳の矯正のまとめ

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・生後3ヵ月を過ぎて耳が寝ているようなら耳の矯正を考えましょう
・耳の矯正は子犬にとってストレスになるので体調の良いときに、耳の汚れや抜け毛に注意して行いましょう
・ペットとしてなら耳が立たなくても不自由はありません
・ある程度成長して耳の形状が固まってしまうと矯正は難しくなります

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ドッグショーでは耳が立っていないと失格になってしまいます。その為ショーチャレンジするチワワには是が非でも立って欲しいところです。
ロングコートだと耳飾毛の重みで立ちにくい事もあり、テープ矯正を行うと同時に耳飾毛をカットして、少しでも軽くして立ちやすくするブリーダーさんもいます。

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普通のご家庭でペットとしてなら、耳が垂れていることで不自由が起こる事はありませんので「垂れ耳チワワ」と個性の1つとしても良いと思います。

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