チワワの目

大きく丸く潤んだ目はチワワの特徴の１つです。

目が大きく少し出ている為乾燥しやすい傾向があります。空気中のホコリや毛が入りやすい事もあり、お顔の構造上鼻涙管が詰まりやすい、他犬種よりも目ヤニや涙が多い傾向があります。異常に多いのはコンディション（先天的な異常か病気）の悪さを疑われ注意が必要になります。

瞳の色は基本的には黒が良いとされます、色素の薄い毛色の子（チョコやブルー）は薄い色になりがちです。一般的なペットとしては支障はありませんが、ドッグショーでは『許容されるが望ましくない』とされ、交配にもあまり好ましくはありません。

アイライン（瞼の縁の黒い部分）の有無で目の大きさの印象、ついてはお顔全体の印象も変わります。生後間もない子犬は薄いピンク色ですが次第に黒くなってきます。色素の薄い子は黒くならなかったり、部分的にムラが生じたりしますが見た目だけの問題で、健康機能上の問題にはなりません。
※成長に伴い目や鼻の色が濃くなってくることを『あがる』『あがってきた』と表現されます

眼球の白目部分には太い血管があります。まれに「何かの病気？」と心配される方もいらっしゃいますが単なる血管です。

チワワの目のまとめ
・目ヤニ、涙ヤケに注意
・瞳の色は濃い方が望ましい
・アイラインは濃い方が望ましい
・とはいえ、個性と好みの範疇