「つくる人が、いきる世界へ」の実現に向け、経営体制を強化しました
Skillnote代表の山川です。
本日7月27日、経営体制の強化についてプレスリリースを発表しました。
Skillnoteとしても大きな節目となるため、経営体制強化の背景とSkillnoteが今後何にチャレンジしていくのかについて、説明したいと思います。
創業以来の変化に対して感じていること
事業の本格立上げが始まった4年前を振り返ると、自分を含めて4人の体制でした。それが現在は、その10倍を超える45名の組織になっています。4年前は無限にやりたいことがありながら、ほんの1%にも手が回らない状況。担当という概念もなく、いるメンバーでやれることを全部やる、という感じでした。
今はメンバーも増え、やれることが確実に増えており、心強く感じています。しかしそれ故に、この力を最大限に活かし、一つの方向に推進していくために、経営体制を含めた組織の強化が必要と感じていました。
新しい経営体制をスタート
今回、取締役COOに高野、取締役CFOに高田、そして執行役員VPoEに安藤の3名を新たに役員として迎えました。高野、高田、安藤の3人は新たに招聘したのではなく、これまでSkillnoteで事業に一緒に取り組んできたメンバーです。
これまで役員は、代表取締役の山川1名で行ってきましたが、事業が成長する中、次のステージを見据えて、新しい経営体制を築けたことを、非常に心強く思っています。
高野は、ビジネスサイドでセールスの組織化や戦略策定・実行を、高田は経営企画と経営管理を中心に、組織開発や海外事業の立上げなどを、また安藤は、2019年にSkillnoteに一人目のエンジニアとしてSkillnoteにジョインし、そこからプロダクトや技術の刷新、開発マネジメントや組織立上げをけん引しています。苦しい状況の中も目線だけは下げずに、ともに歩んできたメンバーです。今回、この3名を新たな経営メンバーに迎え、非常に頼もしく感じるとともに、今後の事業展開がすごく楽しみになっています。
新経営体制の意図
今年は、Skillnoteの成長にとって大きな転換点になる年だと実感しています。6月には、富士通との資本業務提携および資金調達について、7月にはSAPとのグローバルレベルでの提携強化について発表をさせていただきました。製造業DXの各領域でトップを走る両社と協業を進めることで、製造業の現場へより深く、そしてグローバルに広く、新しい価値を届けることができるようになりました。
これにより、弊社のビジョンである「つくる人が、いきる世界へ」の実現に向け、一段階段を上がることができたと感じています。多くの人や企業からの応援や支援によってチャンスが広がっており、この機会を最大限に生かせるように、会社の根幹である組織をこのタイミングで強化したいと考えました。
今回の体制強化の目的は大きく次の2つがあります。
① 山川が見ていた多くの領域の権限を、経営メンバーを設置して移譲することによって、各領域での意思決定や実行スピードを加速させること。弊社のバリューに「すぐ決めて、すぐ動く」という言葉あるのですが、これを確実にやり切れる組織にしたいと考えています。
② 2つ目は、しっかりしたマネジメント体制で組織を強化すること。個がさらに成長し、一丸となって力を発揮できるようにしていきたいと考えています。
Skillnoteが挑戦していくこと
新経営体制のもと、Skillnoteで今後やっていきたいことは2つあります。
一つ目は、改めて、ビジョンに掲げている「つくる人が、いきる世界へ」を実現していくこと。これについてはまだまだ道半ば、登山に例えるとまだ一合目にたどり着いたばかりです。製造業で働く人が、Skillnoteを使っているとモチベーションがあがり、成長し、成長を実感するようなプロダクトにしていきたいですが、まだまだやることが山積み。これを確実に進め、ビジョンを実現したい。
二つ目は、日本初・世界一のソフトウェアサービスをつくること。「つくる人が、いきる世界へ」を実現するためには、日本だけにとどまったサービスではなく、世界中で標準的に使われている状態をつくらなければならないと考えています。Skillnoteのサービスは、日本が強みを発揮してきた製造業の領域ですので、弊社のサービスを通じて、日本のものづくりの存在感を世界に発信し、世界をリードしていきたいです。
多くの人や企業から応援をいただき、以前に比べると見える景色が変わってきました。しかし、我々は非常に大きな社会課題に挑戦しており、まだ見ぬ世界の解像度をあげながら、ビジョンの実現に向け、一層スピードを上げて邁進していきます。引き続き、応援、ご支援をよろしくお願いいたします!
採用について
Skillnoteでは、日本発、世界一のスキルマネジメントSaaS企業を目指し、共に挑戦する新たな仲間を募集しています。 詳細は下記の採用ページよりご確認下さい。