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スケッター体験レポートを1000本読んでみて

株式会社プラスロボのインターン生、髙橋です。

スケッターの体験レポートが1000本を超えました!!

今回、インターン生の任務として体験レポートに目を通し、介護施設の事業所にお配りしたり、スケッターはどのようなサービスなのか雰囲気を知っていただくための冊子を作成しました。こちらは編集後記として感想を書かせていただきます。

スケッターのサイトには体験レポートという、お手伝いの振り返りができる機能があります。推奨はしているもののものの強制という訳でなく各々自由に書いていただいているものです。

体験レポートの項目は以下のようなシンプルな内容です
・私が体験したお手伝い
・施設の雰囲気様子
・学び・発見・印象に残ったこと

介護に関心があるから、ボランティアをやってみたいから、家族がお世話になっていたことがあるから今度は私が手伝いに行かねばと思ったから、楽器ができるけど発表の機会がないから、何か役に立てることがあるなら嬉しいから、などなど
高校生から80代の方まで老若男女を問わず様々な理由でスケッターとしてお手伝いに行かれていることがわかりました。

1000本以上の体験レポートを読んだので、スケッターの雰囲気が伝わるお気に入りの体験レポートを3つ紹介したいと思います。

津軽三味線の演奏会!いろんなお話が伺えますっ!https://www.sketter.jp/reports/10412

盆踊りの思い出では、 おぶっていたお子さんに、飴を買って買ってと言われて、買ってあげたこと。 焼け野原で、空き地になったところで、輪になって踊ったこと。
・・・お話を聞いていると、鮮明にイメージが伝わってきます。行ったことのない土地や時代に、一緒に連れていっていただいてるみたいで、大好きな瞬間です!

このレポートを書いたスケッターさんは三味線の演奏で音楽レクリエーションをした日だったようです。
お手伝いした音楽レクリエーションのお話はもちろんですが、その日の日記のような、こんなお話をして、こんな出来事があって・・・とほっこりな瞬間が綴られていて心が温かくなるレポートです。

②お皿洗いで楽しむ介護の世界♪

https://www.sketter.jp/reports/1598

一連のお仕事を通じて、「介護にも色々な仕事が含まれていること」「工夫されたお皿のかたち」「食事提供がどれだけ神経を使う仕事なのか」… なるほどーって思う場面がたくさんありました。

こちらのスケッターさんはお皿洗いのお手伝い。数時間のお皿洗いを通して、介護のことを沢山学んでおられます。私自身もインターンをするまで介護施設にほとんど行ったことがなく仕事の内容も多種多様にあることを知りました。お皿洗いといったちょっとしたお手伝いだけれど、タイトルにあるように「お皿洗いで楽しむ介護の世界」介護に興味があったり、もっと知りたい方にもおすすめなお手伝いです。
食事の際に使っているお皿1つとっても工夫がされており、介護とはどのような仕事なのか、スタッフの皆さんの細やかな気遣いと丁寧なお仕事ぶりに感心するばかりです。

③やりたくてもやれない業務って山のようにあるんですよね…

https://www.sketter.jp/reports/10515

数年前までは車いすの清掃も介護の仕事として含まれていたそうですが、慢性的な人手不足で清掃まで手が回らないのが現実のようです。
・・・やりたくてもやれない業務が医療・介護・福祉の現場には山のようにあります。そういった業務をスケッターの一員として手伝えるいい機会だったため、他の方にもこの募集が届くといいなと思いました。

こちらのスケッターさんは車椅子の清掃のお手伝い。このレポートを読んで、車椅子の清掃まで手が回らないという現状に驚きました。猫の手を借りたいと思っている現場にスケッターが応援に行っていること、スケッター自身も学びを得て、逼迫した現状を痛感できる機会になるのだということがわかったレポートでした。

お手伝いに行ったある日のことを綴る

スケッターの体験レポートを読んでみて、お手伝いに行ったある日のことを綴る「日記」のようなものだなと感じました。
レポートとはいえ業務的でもお手伝い先を評価するようなものでもなく、ジャーナル的なレポートが多くありました。

今日はこんなお手伝いをしてこんなお話をしました。
みんなで盛り上げていただいて嬉しかったです!
冷たいお茶をいただいてありがとうございました。

のようにスタッフや入居者のおじいちゃんおばあちゃんからの細やかな一言がとても嬉しかったり・・・温かい雰囲気が文章から伝わってきます。また、お手伝いの反省を書いていたり、もっとお手伝いしたいといったようなコメントもあり、現場の理解を深めようとしている姿勢も伝わってきます。

介護施設側として

体験レポートを書くことはスケッターを受け入れた介護施設の方々からしても反省点含め意見をいただくのは貴重なことだと思います。スケッター受け入れ数が多ければ多いほど体験レポートも増えるために、「そのような雰囲気の施設のお手伝いに行ってみたい」というファンが出てきたりもする。体験レポートは、スケッターの面白い口コミの機能でもあります。

最後に

今回選んだ体験レポートはそれぞれ共感したポイントが多くあったために抜粋しました。(本当に選びきれなくて、素敵なレポートが多いのでぜひ目を通していただきたい。)人生の先輩としてアドバイスをいただいたり、お手伝いに行ったはずなのにかえってこちらが励まされたり、温かい気持ちになることも多いです。一方で、お手伝いが依頼されている背景や2025年問題と言われている日本で起きている介護現場の現状を知るきっかけにもなるのがスケッターです。

お手伝いは都内を中心に全国各地でもスケッターが増えてます!!気になった方にはぜひサイトを覗いていただき、お手伝いを探して、スケッターしてみてください!きっと色々な気付きがあって、楽しいと思うのでインターン生としても強くおすすめします(笑)


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