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2DKが狭くなって、暮らしは豊かになった


髪は妻ゆずり


2025年の暮らしはこれまでとは一足違う形になっている。

去年の年末に息子が誕生してくれて、年明けに故郷の岡山で公募展に参加し、わったわったと過ごし、ぐちゃぐちゃで新幹線に乗って東京へ帰ってきたのが1月中旬のこと。

築40年くらいの40m2の2DKに人間3人で住み、朝起きて運動したり、朝・昼・晩の料理当番になったり、掃除・洗濯・買い物する頻度も多くなって、なにより家族といる時間が多くなった。

もちろん仕事もあって時々、撮影のために出かけたり、こうして文章を書いたり、時々ホームページをリニューアルしてこれからのことを考えたりしているのだけど。

意外だったのが、生後3ヶ月の息子がいるだけでも手狭になった。彼はそのへんに寝転がっては「えぶ〜」といい、笑っていたかと思えば、一瞬で泣き出す。こんな喜怒哀楽を一瞬で引き出せるなんて、名俳優だなぁと感心すら覚えるくらいだ。

そんな小さな感覚を覚える箱の中での生活は、思っていた以上に楽しい。
そして、過ぎ去るのが惜しい。

そうした気持ちから、この日々の暮らしを大切に心に留めておきたくなった。だからまたこうして書くことにした。

昨日と今日のおんぶですらもう体感として、「おっも」という言葉が出るくらい変化がある。そんな変化の瞬間をなるべく多く目の当たりにしたいのだ。



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