誰かのような写真が撮りたいから、自分の写真を見つけるということ。
ってどうしたらいいんだろうと思う時がある。
というか、よくある気がする。そういう時ありませんか?
今は調べたら、どんどん情報がどこからともなく出てきちゃうから、
頑張れば、憧れのあの人の写真風みたいなのは撮れるのかもしれない。
ただ、あくまでなんちゃら風だ。
よく上達の近道は、まずは偉大なる先輩や目指すべき人を真似ることからと
言う。僕もそう思うし、実際そうしている。
これまで挑んできた野球やバレーボールだってそうだった。
いつまでも教本眺めてたってうまくなりやしないから、見ては真似て、失敗して、でも真似て、そうしてたら自分の体に馴染んで、自分なりになってきた。
セミナーやフォトウォークでは、ここで撮ったらとか、こういう風に撮ったらや、こうレタッチすればこうなると言ったことを余す事なく教えてくれる人がこの世にはいるもんだから、本当にありがたいというか。。。
(内心では、まじかどんだけ人情というか、サービス精神、いやサービス精神でもないし。いやいや、なんて思うこともあるくらい。)
その時ばかりは、さすがに模範解答のような写真が撮れて、うまくなったような気になるんだけど、次の現場にいったら、もう自分の写真に戻ってるって感覚がある。
それは当たり前だってのは、だれだってわかっている事だろう。
で、何が言いたいのかっていうと、そこで満足してしまうのか、
それとも1歩いや10歩、いや100歩抜きんでたいのかどうかという気持ちがあるかどうかが分岐点で、オリジナル写真生まれるかどうかに繋がる気がする。
だからそこに行き着くのは、容易じゃない。
けどだからこそ、楽しんでるという自分がいるのは確かだ。
今僕には、写真家として憧れや尊敬している写真家の方々が何人か
いるけど、そこを超えていきたいのだ。
そこを少しでも超えれたら、またそこで刺激し合ってもっと面白い物が生まれる気さえする。
そのために、抜きん出るために技術はもちろんだけど、人生経験値も深めていかないといけないと思う。
その積み重ねが、自分ならではの視点や世界の捉え方を作るのではと常々考えている。
写真をやっている色んな方達の目的地はどこなのかも聞いてみたい。
■写真展のお知らせ
tone2020-色彩の記憶-
夕暮れ、交わした言葉、あの子のこと。
何でもないこと、忘れないように私たちの色で残していく。
2020.07.23thu - 26sun
@clasca_hiroshima 様のgalleryにて
公募用ハッシュタグ #あなたの色は何色 #tone2020
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