Skdlove

2024年現在43歳児のがん患者。 子宮と卵巣のがんを患っていて、根治見込めず。 今はいずれ来るおわりの時までいい感じに過ごすことを望みながら生きてます。 20年くらい引きこもりだったけど今は割とプラプラしてます。犬と読書が好き。主治医の先生はキリスト。

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2024年現在43歳児のがん患者。 子宮と卵巣のがんを患っていて、根治見込めず。 今はいずれ来るおわりの時までいい感じに過ごすことを望みながら生きてます。 20年くらい引きこもりだったけど今は割とプラプラしてます。犬と読書が好き。主治医の先生はキリスト。

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  • 日記

    私の日記。備忘録。忘れたくない出来事とか人のこととか思いや考えとか。 ※アメブロからの移行作業中

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    日記にはおさまらない、私が思ったことや感じたことを書いています。

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    病気になってからお世話になった人のことを色々書いています。

最近の記事

日記#64 私の余命だとか転移だとかなんだとか

 私は今43歳で、今年の誕生日が来たら44歳になる。世間的には働き盛りとかそんな風に言われる年代だと思う。まあ私は働いたこととかいっこもないんだけど、それはとにかく若者ではなくてもまだまだ全然元気で、そんなほいほい死んじゃうような年齢ではないという意味合いが働き盛りという言辞に込められているのだと思う。子供がいたりしたら、その子らのために一生懸命子育てにかかる各種費用を稼いでいるだろう。仕事に関してもぼちぼち責任あるポジションを任されたりだとか、今後のさらなるスキルアップだと

    • 日記#63 整体の日曜、診察の火曜、相談の木曜

      2024/1/27  痛みコントロールのための入院から1週間、退院後の私が今まで何をしていたかについて、冒頭にて軽く触れておこうと思う。 日曜日にはいつもの整体のお店へ行きFさんに整えてもらい、火曜日には病院の緩和ケア科でうみのいきもの先生の診察があった。そして木曜日には病院のがん相談支援センターに赴きホスピスについてソーシャルワーカーのOさんにお尋ねしてきた。それ以外はワンちゃんと散歩に行ったり映画観たり本や漫画を読んだりなどして家でゆっくり過ごしていた。今回は日曜日、火

      • 日記#62 痛みのための入院最終日、そして家への帰還

        2024/1/19 入院DAY:最終日  木曜日夕方無事ポート手術を終え、その日の夜は手術中スヤスヤしていたため中々寝付けず院内徘徊。同室者のイビキに対処するためコンビニで耳栓を買って試してみた。遮音能力には優れていたものの異物感が耐え難く、結局裸耳で自然に寝落ちするのを待った。 ☀️☀️☀️  6時半起床。これまであった起床後の痛みは起こらず。前日夕食が遅くなった分オキシコドンカプセルを飲む時間も遅くなったおかげだろうか。あまり眠れなかったのでぼんやりしながらウィッ

        • 日記#61 痛みのための入院DAY4、緩和ケアチームそしてCVポート手術

          2024/1/18 入院DAY:4 ☀️☀️☀️  入院4日目の木曜日。痛みが酷くなり緩和ケア科を受診して入院が決まった日からちょうど1週間。朝5時に目覚める。起きたら痛み発生。痛くて起きちゃうってことは今のところないけど、起きると朝、痛みが出始める。オキシコドンカプセルは1日2回で朝夕食後に飲むことになっている。その切れ目がしんどい。特に朝は、就寝中に頓服が飲めないため辛くなるのだと思う。  オキノーム散を飲むがすぐには効かない。休もうにも同室者のいびきがエグくて部

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          日記#60 痛みのため入院DAY3、心臓エコーとペインクリニックと放射線科のポート説明など

          2024/1/18 入院DAY:3 ☀️☀️☀️  早くも3日目水曜日。元々予定されていたペインクリニック、心臓エコー、放射線科の受診がある。朝は起きて早々痛みがあったけれど、前日のそれよりはマシ。前は痛くて泣いちゃってたけどそこまでではないので確実に痛みは治まってきている。キリスト先生の言った通り。緩和ケアの皆さんうみのいきもの先生ありがとう。  ・  ・  朝担当の看護師さんは落ち着いててなんか安心する雰囲気の人。ペインクリニック受診について前日の看護師さんから

          日記#60 痛みのため入院DAY3、心臓エコーとペインクリニックと放射線科のポート説明など

          日記#59 痛みのための入院、DAY1 & DAY2

          2024/1/17 前回の日記からのおさらい : 痛みを拗らせた私は度々救急外来でお世話になった挙句木曜日の緩和ケア受診で痛みのコントロールを目的とした入院を行うことに。金土日を乗り切り迎えた月曜日、病棟入りした私は晴れて入院患者として予定では1週間を病院で過ごすことと相成ったのでございました。 今回の入院は主科である婦人科ではなく緩和ケア科での入院。ベッドのネームプレートには「心内」と書かれている。心療内科の略だと思われる。主治医はうみのいきもの先生。病棟は皮膚科とか

          日記#59 痛みのための入院、DAY1 & DAY2

          日記#57 キリスト先生の親子診察、Gさんの面談、そしていのちの電話

          2024/1/12  日曜日救急外来でキリスト先生に診てもらった時母を伴って伺うと言ってしまったので、水曜の先生の診察は母と一緒に行うことになった。現地までは別々に行って診療科前で合流。呼ばれて二人で診察室に入った。  ・  ・  私は日曜日ぶりだけど、母は去年の手術後以来だからおよそ1年ぶりの先生。挨拶の後私の病状について母に話をする先生。ホスピス探しについて物件探しと同じようなものであり元気なうちにしておく方が良いことだっていうのは日曜日私にしてくれたのと同じ話。母

          日記#57 キリスト先生の親子診察、Gさんの面談、そしていのちの電話

          日記#56 キリスト先生のお話、わたしの終わりの始まり。

          2023/1/05 わたしの死。わたしの終わり。 それは閉園になった遊園地。 蔦の絡む閉じた園門の向こう側で、風に吹かれて錆びた音を立て軋む遊具たち。 雨ざらしの鉄錆。倒れたポップコーンメーカー。色褪せて生気の失せたマスコットキャラクター。 濁った園庭の池。終わった演目のポスター。 紙屑。紙テープ。 束の間の煌めきの残滓。 ・ ・ アナウンスが響く。 「本日をもって当園は終業しました。」 それがわたしの「終わり」のイメージ。 楽しかり日は今何処? <パーテ

          日記#56 キリスト先生のお話、わたしの終わりの始まり。

          日記#55-2 サプライズ先生の診察とCT検査、うみのいきもの先生のお薬調整そして病院長出現…?

          2023/12/31  ホテルで一泊した日の早朝目覚めていきなり腹痛と吐き気。辛すぎてパニックになって母に電話をした。母は割と眠りが浅くて変な時間でも起きていたりするけどこの日も4時なのに起きていて電話に出てくれた。父親に罵倒されて以来トラウマが蘇って、私は自分1人では何をどうしたらよいのかまったく判断できなくなっていた。だから母にどうしたらいいのか聞いたら、ホテルの電話から助けを求めるように言われた。フロントに人がいない時間は防災センターに繋がる。電話しても怒られない?こ

          日記#55-2 サプライズ先生の診察とCT検査、うみのいきもの先生のお薬調整そして病院長出現…?

          日記#55-1 久々のキリスト先生と病状悪化、最悪のステントレイプ

          2023/12/31  この日記を書くのもなんだか久しぶりだ。前の日記の日付が12月21日、そして今日が31日。10日ぶりか。そして大晦日、2023年最後の日。  ではこれまでのことをかいつまんで書くことにする。まず点滴だけど、無事済ませることができた。21日木曜日のこと。だけどその前の週の火曜日に父親に酷いこと言われてトラウマが蘇って、怖くて家に帰れなかったから金曜日に帰宅予定だったのを延泊して土曜日に帰るようにした。病院で過ごしたりアロママッサージを受けに行ったりして

          日記#55-1 久々のキリスト先生と病状悪化、最悪のステントレイプ

          日記#54 ペインと緩和ケア。メンタルケア二段構えの日

          2023/12/21 今日は木曜日で、昨日は水曜日。辛い我慢の数日を経てやっと訪れた病院の日。  前の日記で誰にも本心を打ち明けられたことがなく、次の受診ではそれを目標にしようと書いた。その目標を意識すると、正直気が重かった。私にとってはそれは結構大変な努力目標だからだ。だけどもう辛すぎて、要するにケツに火がついている状況な訳で、もはや絶え難くて助けてほしくて堪らなかったので頑張る事にした。 . .  午前の診察だったから早めに家を出て、まずはペインクリニックでの診察

          日記#54 ペインと緩和ケア。メンタルケア二段構えの日

          日記#53 野宿未遂、嫌な帰宅。Oさんのなんでもがん相談室 ※追記:クリスマスと年末の聖人

          2023/12/16  点滴受ける前提で予約していたホテルで医療用麻薬をキメた翌日金曜日。10時半にチェックアウトしたが、家に帰りたくなさすぎるので限界ギリギリまで帰宅を先延ばしすることにした。昼食を病院レストランで摂取、午後は寒風吹き荒ぶ空中庭園のベンチで寝転び、日が暮れてからは夕食をドトールで買ってラウンジへ。閉鎖する20時までそこで寝たり泣いたり泣きながら寝たり薬飲んで痛みと戦ったりしていたら出入口のシャッターが閉められてしまったので係の人に開けてもらったのち病院敷地

          日記#53 野宿未遂、嫌な帰宅。Oさんのなんでもがん相談室 ※追記:クリスマスと年末の聖人

          日記#52 抗がん剤点滴延期、医療用麻薬をキメる。流星の降る夜

          2023/12/14  病院ホテルの日は暮れた。  結果を端的に述べると、今日の化学療法は延期になった。白血球数が千を下回っているという過去にもあったのと同じ理由。だったら仕方ないね。来週木曜に再チャレンジ。だけど化学療法延期になったせいでキリスト先生の診察も再来週に延期になってしまった。ファッキン。致し方なし… なんて思えねえよ畜生が。  ともかく今日はストーマ外来もあったのでそっちにも顔を出し、ストーマあれこれを指導いただいて今年最後のご挨拶をして終了。来年3月にま

          日記#52 抗がん剤点滴延期、医療用麻薬をキメる。流星の降る夜

          日記#51 通院緩和ケア、父親への呪詛、良き父を持つは幸運なり

          2023/12/13 病院ホテルの日が暮れてゆく。  今日も今日とてホテル泊。今回は2泊3日の小旅行。荷物も多いよ。  先週木曜日に外来での化学療法を無事終え、明日また化学療法を控えた前泊中ホテルにて。院内ドトールで夕食を調達、病院の文庫から本を2冊借りて部屋に戻り日記を書いている。 この1週間はほぼ寝たきり。徒歩10分のコンビニが最長の遠出先という体たらく。時々ワンちゃんと散歩したりもしたが、副作用でだるいしお腹痛いし、気持ちも凹むので自宅でぐったり寝ていた。  

          日記#51 通院緩和ケア、父親への呪詛、良き父を持つは幸運なり

          日記#50 緩和ケア面談。外来抗がん剤治療前泊の病院ホテルにて

          2023/12/6  さてさて、再発卵巣がんに対する抗がん剤ジェムシタビンによる治療のための入院を終え退院したのが先週木曜日。週の明けた今日水曜日は緩和ケア面談のため通院した。それについて記す前に、退院から今日までの事をざっくり振り返ってみたいと思う。 ・・  退院翌日の金曜日。目覚めの検温は平熱、つつがなく午前を過ごしたが昼食後怠さと眠気、寒気を覚えたため午睡、夕方目覚めた際妙に体が熱いので計ったら体温39.2℃。がっつり発熱してやがる。  退院時にもらった指示書に

          日記#50 緩和ケア面談。外来抗がん剤治療前泊の病院ホテルにて

          日記#49 退院当日。娑婆飯からの整体、病院でのらくら、不本意な帰宅とちょっとした内省

          2023/11/30 点滴明け1日目の今日は退院日。特に何事もなく朝を迎え、入院最後の朝食を摂り、体温と血圧の計測、必要書類の受取を経て無事退院。 昨晩は遅くまでデイルームにて入院中お世話になった皆様への名指しでの感謝を記したご意見書をChatGPTちゃんのフィードバックを貰いながらしたためていたので午前2時過ぎに就寝した。おかげで眠い。看護師さんとか栄養士さん、薬剤師さん、メガネ先生に代理メガネ先生、心理士Gさん、そしてキリスト先生への我が思いを率直に書き記したそれが、

          日記#49 退院当日。娑婆飯からの整体、病院でのらくら、不本意な帰宅とちょっとした内省