パスタ茹でるな。(メキシコ編)
メキシコに来て早一ヶ月。
まだまだタコスのサルサでお尻が悲鳴を上げる日々が続いています。
さて、私の住んでいるグアナファト州レオン市はバヒオ地区(詳細はググって)と呼ばれ、多くの日系企業が進出し日本人が約4,000人住んでいると言われている地域です。
気候も年中温暖(朝晩は少々寒い)く、ユニクロがわりに使えるH&Mが入っているショッピングセンターやWalmart、COSTCOがあったりと、とても便利で住環境は良い地区だと思います。
しかし!
意外にもレオン市は標高1,815mあり、それによりある問題に直面します。
それは、、
「パスタが美味しく茹でられない。」
標高が高いと沸点が下がるため、なべで湯がグツグツしていても日本のそれとは訳が違います。
ある人は言うでしょう。
「別にたいした問題じゃない。」と。
いやいや、こちとら大問題です。
あのグズグズした表面。アルデンテとは程遠いしっかりした芯の残り方。ソースがどんなに美味しくできても大失敗作となってしまいます。
正直、圧力鍋を手に入れるまでは断念せざるを得ないと思いました。ですが、わざわざ買うのもなんだし、圧力鍋は一回の調理に対して手間がかかるのでお手軽にパスタが食べれなくなってしまいます。
そこで、閃きました。
「レンジを使えばいいじゃない。」
今回の記事では、レンジを使ったパスタの茹で方を紹介します。
用意するもの:
・パスタ(スパゲッティー)
・耐熱のタッパー(長方形でパスタが入る幅のあるもの)
・塩
・レンジ
やり方:
1)容器にパスタ(100g〜200g)を入れ、水をパスタが浸り、そこから1cmほど多く入れます。
2)塩を小匙1入れます。(お好きな塩で。下味用です。)
3)タッパーの下に皿(レンジ入れても問題ないやつ)を敷き、タッパー蓋の一箇所を完全に閉じないように開けておきます。(多少吹きこぼれがあるので、その隙間と、レンジ内の掃除の手間を省くため)
4)500wで12分チン
以上です。
とても簡単で洗い物も少ないのでメキシコでなくても使える技です。
ソースはレトルトでも良いし、ペペロンチーノであればパスタをチンしている間にフライパンにソースを用意し、茹で上がりに合わせて熱々にしておき、パパッと煽ってソースと絡めます。(煽る時間が長いとぐずってしまうので、レトルトソースと合わせるくらいのイメージで。)
メキシコではなくても、標高の高い地域に住んでいる方、是非一度騙されたと思ってやってみてください。
「うまっ」となるはず。
他のパスタ(フェットチーネやリングイネなど)はまだ試していませんが、大体パッケージの表記時間+5分やればいけるのではと思います。
パスタに限らず、蕎麦やうどんでも試してみようかな。
それでは。
(写真は後日添付します)