ブロックチェーン 金融以外の活用事例 30選
https://gomedici.com/30-non-financial-use-cases-of-blockchain-technology-infographic/
昨年末頃からSNSではちらほら目にしていた上記のインフォグラフィック、思った以上に日本人の間では知られていないようなのでご紹介。今年のはじめ頃にサプライチェーンにブロックチェーンを適用するとしてNTTデータとの提携を発表したSkuchain, Inc.(スキューチェーン)社もしっかり掲載されている。
また、ダイヤモンドの管理台帳を提供するEverLedgerはブロックチェーンのユニークな使い方として注目されている。これまで紙で管理されているダイヤモンドの鑑定書を、改ざんが困難であるブロックチェーンで管理する。最近の調達ラウンドにおいて、日本の楽天も投資家へ加わったようだ。
ご興味があればぜひ。
ちなみに、ブロックチェーン技術を支えるGPUを開発する製造各社は、暗号化通貨のマイニングのためのGPU供給よりも、インフォグラフィックで示されているようなスマートコントラクト(第三者を介すことなく信用を担保するトランザクション処理が可能)への関心が強い。それはそうだろう、ゲーム用のGPUではなく、データセンタ利用を前提としたGPUの方が多くの収入を期待できる。
実は暗号化通貨マイナーが利用しているゲーム用GPUと価格が数倍以上するデータセンタ設置用GPUとではパフォーマンスに大きな違いはない。違いは耐久性である。前者は自前の冷却装置が付いているため故障率が高く、後者は持たないことで故障率を下げている。後者の方が原価は下がりそうなものだが提供価格は一致しないのがビジネスである。
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