都合の悪い報告は聞かない!? やっかいな「指示・命令型」上司への対応策!
ブラック企業で33年間働いてきた経験から、困った上司たちの行動パターンをタイプ別に分析しています。
今回は、数ある困った上司の中でも**「都合の悪い報告を聞かない指示・命令型」**にスポットを当て、その心理と効果的な対処法を深掘りします!
最も厄介なタイプ:都合の悪い報告をシャットアウト
「報・連・相(ほうれんそう)が大事だ!」と大声で言う割に、都合の悪い報告には顔をしかめたり、耳を塞いだりする上司。
皆さんの職場にも、そんな上司はいませんか?
このタイプの上司の特徴を挙げると…
責任が問われると、「お前が悪い!俺は知らない!」と押し付ける
耳障りの良い報告だけを受け入れ、都合の悪い話題はスルー
結果として、問題が放置され、チーム全体に影響を及ぼす
こうした上司に対し、「報告なんてしても意味がない」と感じるかもしれません。
しかし、 報告を避けるのは逆効果 です。
煙たがられるのを覚悟してでも、次のような工夫を取り入れることで、状況を少しずつ改善することができます。
困った上司への2つの対処法
1. 嫌われても腹をくくる:報告は継続する
「嫌われるかも…」という不安はあるものの、報告を避けると問題は悪化する一方。
たとえ煙たがられても、 正しい報告は続ける ことが重要です。
特に、都合の悪い内容ほど証拠として後々役立つ可能性があります。
理不尽な言動に遭遇した場合も、 冷静に対応することが鍵 です。
例えば…
「この件は私では処理できません」
「部長の力が必要です」
こんな風にやんわりと協力を促すことで、上司が問題に向き合わざるを得ない状況を作ることができます。
理性的で論理的な態度を貫くことで、上司も根負けしてくるケースが多いです。
2. 毅然とした態度で身を守る
都合の悪い報告を嫌う上司は、責任を回避するために理不尽な要求や威圧的な態度を取ることがあります。
しかし、ここで振り回されてしまうと、精神的にも追い詰められる結果になりかねません。
何より大切なのは、 自分の尊厳を守ること です。
例えば、「お前はクビだ!」と威圧された場合でも、冷静に対処することを心掛けましょう。
「その発言は理不尽です」と指摘する
正しい姿勢を貫き、自分の信念を守る
そうすれば、状況を見て助けてくれる同僚や上司が現れることもあります。
毅然とした態度を取ることで、上司との関係性が少しずつ変わるきっかけが生まれるかもしれません。
一歩ずつ焦らずに
「都合の悪い報告を聞かない上司」は、職場で大きなストレス要因になります。
ですが、焦らず一歩ずつ正しい対応を重ねることで、状況を好転させることができます。
特に、報告を怠らず冷静に向き合うこと、毅然とした態度を貫くことがポイントです。
最初は辛いかもしれませんが、自分を守りながら働くことで、少しずつ職場での笑顔を取り戻せるはずです。
「職場での人間関係を改善するヒント」を探している方の参考になれば幸いです!