長編作品の執筆の裏話(2)
マガジンとして公開している『青年期の知的迷路から脱出する方法』を執筆した裏話である。今回は、なぜ『青年期の知的迷路から脱出する方法』という長編作品をインターネット上で公開することにしたのかということに触れよう。
話は単純である。私は元々、『青年期の知的迷路から脱出する方法』を紙の本で出版したかったのであるが、どの出版社に企画や原稿を持ち込んでも、興味をもたれなかったのである。何社に持ち込んだのか具体的な数は言わないが、相当数にのぼる。回答がないこともあれば、回答があったとし