杉咲花さん、若葉竜也さんのこのシーンが好き
若葉竜也さんが杉咲花さんの脳を検査する過程で血液検査をすることになり。
採血を行っているシーンが好きです。
竜也さんが花さんに「チクっとしますよ」と注射針を刺す前に心の準備をさせてあげるのだが、花さんが目を晒している間に針を刺さない。
何の痛みもないので花さんが竜也さんに目を戻すと、もう一度「チクッとしますよ」と声をかける。
それを3,4回繰り返し、後半には花さんが耐えきれず笑ってしまっていました。
このドラマの名前は
「アンメット ある脳外科医の日記」です。
「LIFE!〜人生に捧げるコント〜」などのコント番組やドラマでもありますが、
出演者がお芝居とは関係なく、素で吹いてしまう瞬間がすきなんです。
顔をそむけてしまっている時、私は台本にはないけれど堪えきれずに笑ってしまっているのだろうと受け取っています。
普段は画面の中、しかもお芝居の顔や見られている意識でのお顔しか見せていないと思っていて、それでも吹いた瞬間のほんの数秒にはその人の素が出ていると感じます。
その数秒が好きなんです。
こういう笑い方、顔の緩み方をするんだと。
役の顔が崩れながら笑ってしまう、たぶんですが、素で吹き出してしまえるのは暖かい現場なんだと思います。