自分のために花を買う💐
花屋で花を買うのはどんな時だろう。
母の日に買うカーネーション
友人の誕生日に買う花束
なんでもない日に買う大切な人への贈り物
うちでは両親の習慣もあってか、
毎年母の日と母の誕生日には花束を贈るのが
恒例となっている。
なので、年に数回は必ず花屋に行くし、
単純に店先の花を眺めるのが好きなので
ふらっと立ち寄ってみたりすることもある。
しかし、今までを思い返してみると
花というのは誰かに贈るものという思い込みがあって、なかなか自分用に買うということはなかったように思う。
それに、恥ずかしながら私は多肉植物さえも
枯らしてしまったことがあるほど
マメなことが苦手なのである。
仕事柄、出張で家を空けることが多い
というのも理由の一つではあるが。
毎日水を替えるとか、そんな簡単なことが
私には出来ないと思い込ませて諦めていた。
それでも先日、ふらりと立ち寄った花屋で
ふと自分に花を買ってみようと思い立った。
目の前の小さく包まれた花がとても綺麗で。
理由なんてそれだけでいいと思った。
部屋に戻って、思いつきで買ったまま
本来の仕事をもらえず放置されていた花瓶に
不器用ながら生けてみた。
うん、かわいい。
疲れた自分の心がふわっと温かくなって
自然と笑みがこぼれた。
実際に花を買ってわかったことが2つある。
·短命が故の大切にしようと思う気持ちから
マメな水替えもきちんと出来ること
(しかもニマニマしながら。笑)
·そして案外、生花というものは
長持ちするということ
1泊の出張から帰って、かわいらしいお花が
待っていてくれるのがこんなにも嬉しいかと
正直、結構驚いた。
ほんの些細なことかもしれない。
それでも、そんな些細なことで
こんなにも元気になれるのならば
これからもたまには自分のために
花を買ってみるのも良いなと思った。
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