アルバニア 旅備忘録 2023年10月
はじめに
あるサイトに書かれていた「日本人の99.9%が訪れない国」。
そんな枕詞がこの国に興味を持つことになったきっかけだった。
ただ、調べていくうちに世界遺産にも登録された美しい地域があること、食事のクオリティが非常に高いこと、温和で優しい人々がいることがわかった。
滞在期間が限られていたので、今回は首都のティラナと「千の窓を持つ街」ベラトを訪れた。
ティラナ
ティラナ空港から市内へ
空港から市内への移動はバスを利用した。
バスは400レク、タクシーは2000レク、正直迷ったが、飛行機が23:40に到着し、バスが0:00だったのでコスパ優先でバスに乗った。
市内までは30分ほどで到着した。
街の規模感&交通機関
主要な場所へは全て徒歩で行ける。
というか1時間半あればメインのアトラクションは行けるくらいの規模感。
ただ、アルバニアの他の都市に行くための拠点、バスターミナルは少し離れている。
アトラクション
スカンデルベグ広場
ティラナのど真ん中。
ここを中心にティラナ観光を組み立てるのが良い。
空港へのバス、バスターミナルへのバス全てここの近くから発車する。
キリスト復活教会
スカンデルベグ広場中心から徒歩3分。
めちゃくちゃ違和感のある教会。それもそのはずもともとモスクだったものを改装して建てたから。
なのでミナレットっぽいのもある。
Bunk'Art 2
スカンデルベグ広場中心から徒歩3分。
核戦争を想定して造られた防空壕とのこと。
I love Tirana
スカンデルベグ広場内にある。
めちゃくちゃフォトスポットなのだがあまり誰も撮っていなかった。
ティラナ城
スカンデルベグ広場中心から徒歩5分ほど。
かつての城壁の跡が残っている。
内部はレストランやショップが立ち並んでおり、城塞跡地の使い方としては非常に斬新。
Tanners' Bridge
スカンデルベグ広場中心から徒歩10分ほど。
1700年代に建てられた小さな橋。非常に歴史ある橋なのだが、良くも悪くもそれを感じさせないところにアルバニアの魅力があるのかもしれない。
エンヴェル・ホッジャ博物館
スカンデルベグ広場中心から徒歩10分ほど。
共産主義時代の負の遺産らしい。
訪れたタイミングでは街の催し物をやっていて中に入れなったが、ピラミッドの上には登ることができ、そこからの眺望はなかなか乙だった。
エアー・アルバニア・スタジアム
スカンデルベグ広場中心から徒歩20分ほど。
マリオットを併設する近代的なスタジアム。
2021/2022のカンファレンスリーグの決勝が行われたらしい。
食事
Blanc Bistro
スカンデルベグ広場中心から歩いて10分ほど。
イタリアンのお店でいただいたお肉が非常に美味しかった。
ビール1杯、メイン(アルバニア牛のトリュフ和え)で20ユーロ。
FAST FOOD E.AGALLIU
スカンデルベグ広場中心から歩いて3分ほど。
スフラキが食べたくて訪れた。めちゃくちゃ美味い。評価が高いわけだ。
Vena Vinoteka Tirane Wine Shop
スカンデルベグ広場中心から徒歩15分ほど。
アルバニアワインを飲みたくて訪れた。
ワインの味もさることながら店員さんのホスピタリティが最高だった。
好みの味、希望の産地等を伝えるといくつか持ってきてくれて、試飲をさせてくれる。もしティラナにもう一度来ることがあるなら間違いなく、ここに来る。
宿
アーバーホテル
56.2ユーロ/一泊
朝食付き、11時チェックアウト
スカンデルベグ広場中心から徒歩5分ほど。
悪くはなかった。
Hotel Europa
43.7ユーロ/一泊
朝食付き、12時チェックアウト
スカンデルベグ広場中心から徒歩5分ほど。
値段の割に綺麗だし、立地も良いし、チェックアウト遅いしでコスパ最強のホテルだった。
ベラト
ティラナからベラトへ
ベラトへはティラナのNorth and South Bus Terminalからバスで行く。
片道500レクだ。
このNorth and South Bus Terminalに行って戻ってくるのが一苦労。
市内からバスで行くのだが、どのバスがそこに行くのかサイトごとによって表示が違うし、Googleマップに経路が出てこない。
結局、こういうのは地元の人に聞く、というのが一番早くて正確。
バスターミナルはよくある、チケット売り場と待合室があって、とかではない。広場にバスが並んでおり、バスのフロントに置いてある行き先を見て、バスに乗り込んでいく。
バスによって違うようだが、私の場合、行きは乗ってしばらく経つと乗務員のおじさんがお金を徴収するパターンで、帰りは降りる時に支払うパターンだった。
街の規模&交通機関
ベラトもティラナと同様でバスターミナルが少し離れた場所にある。
(歩いて40分くらいだろうか)
バスターミナルから市内へはローカルバスを使用する。
片道30レク。15分ほどでベラト旧市街に到着。
旧市街は非常にコンパクトなので徒歩で移動できる。
(というより徒歩以外の交通手段がない。)
アトラクション
ベラティ城
旧市街から丘を登っていくこと15分ほどで着く。
正教会の建物や、モスクなどが混在しており宗教的多様性を感じさせてれる稀有な場所だと思った。
まだ場内で人々が生活を営んでいる点も非常にエモい。
Berat Viewing Platform
ベラティ城内にあるベラト市街を一望できるポイント。
ベラト市街を眼下に左右には山々を望める非常に心をセンチにしてくれる場所。
Holy Trinity Church
こちらもベラティ城内にある。
ここからの眺めはさまざまな媒体でも取り上げられているらしくアルバニア随一の絶景フォトエリア。
教会が開いてなく、入れなかったのは残念。
Ruins of the Red Mosque
こちらもベラティ城内にある。
赤いモスクと呼ばれていた建物の遺跡。
今はミナレットが残っているだけだが、上記のトリニティ教会がある建物の中に一緒にあったと考えると非常に興味深い。
旧市街眺望ポイント
ゴリツァエリアからの眺望。
いくつか試したがここが一番綺麗に写真を撮れる&美しい旧市街を堪能できる。
Church of St. Spiridon
ゴリツァエリアの中心にある教会。
建物が非常に美しく、内部にはまだ壁画が綺麗に残っている。
意外と穴場の予感。
St. Michael's Church
旧市街の脇の道を10分ほど登っていくと現れる教会。
文字通り大天使ミカエルを祀っていた。
ここは人が少なく、眺望も良いのでここも、意外と穴場の予感。
ただ、訪れる時は現金(コイン)を持っていくことを忘れずに。
でないと、入り口のおじちゃんとちょっと気まずいことに。
食事
ホテルグゥバマンげレム
行きたかったLiliが満席だったので隣にあったお店へ。
ビールと、ここでもアルバニア牛をいただいたのだが、うん、、、普通だった。
Homemade Food Lili
オープンと同時に行けば入れるだろうとたかを括って訪れたが撃沈。
ちゃんと予約していきましょう。
宿
HOTEL ANSEL
69.1ユーロ/泊
朝食付き、11時チェックアウト
ここはめちゃくちゃ良かった。
世界遺産の一角のホテル。
目の前のオスム川、対岸のゴリツァ地区が眺めて非常に眼福だった。
特に朝が最高。
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