朝活@渋谷

久々の朝活。
とても良い。清々しい。好きだ。早朝銀座に足を運んだ懐かしい感覚が自分に蘇る。
自分に必要な一種の優越感と新しい学びが自分に満ちてくる感じ。
空間を出た瞬間のせわしない人の流れと、自分の今日1日を作れた感覚。
体調の悪さがどこかへ吹っ飛ぶ。

▶ずっと気になっていた「朝渋」に参加しました。
朝渋は、HP http://asa-shibu.tokyo/
によると、

本と珈琲に囲まれたクリエイティブな空間で、「読書」をフックに、新たな学びとの「出会い」(exploration)と、学びをみんなで「深める」(exploitation)を繰り返すことで、クリエイティブな発想を高めるとともに、イノベーションの種になるような「人と知のつながり」を生み出すことが「朝渋」の目的です。


まさに。という感じ。朝渋に参加しようと思うにあたり、主催されている五時コージさんの記事等も読ませて頂いたりしたが、もうぐうの音も出ないほどの、ごもっともです。感がございました(笑)
“早起きはノーリスクハイリターン”“朝を制する者は人生を制す”
二つともどこかで聞いた言葉でわかってはいてもなかなかやれないよなあ。と思っていた。そんな中コミュニティがあれば頑張れるのが人間の不思議。また朝活はじめようと決意した12月14日。

さて①、今日の著者は働く女子と罪悪感の浜田敬子さん。
https://wol.nikkeibp.co.jp/atcl/column/15/011700165/112100020/
この日経WOMANの記事を読んでいた事もあり、久々に「続ける意味」みたいなところをお話されていて興味深かったのと、純粋に一つの企業にずっとい続けながらも「挑戦」をし続けてこられたことが素敵だなと思っていたところでこの朝渋を発見。著書もお読みできていない状況の中、ぶっつけのような形でお話をお聞きしに行ったが、あまりにエッセンスが詰まった1時間30分で、そのバイタリティと美しさに圧倒された。
私の母は専業主婦だし、友達のお母さんは働いていても、働いている側面の姿は見た事がない。OB会で仕事に勤しむOGの方もとてもかっこよく素敵だと思いつつも、やはり仕事の面からはその人の事を見られない。そんな中、仕事を語る、ライフアズワークのような形で仕事をする30歳近く離れた浜田さんの姿はとってもリアルで、先を見据えてて“美しい”と感じた。昔滝川クリステルさんとトリーバーチさんの講演をお聞きした時も同様の感覚を抱いたが、50歳を超えてなお自分の人生を生きる女性は本当にかっこいいなと思わされる。何となく20歳が女の折り返しと謎に思っていたハタチくらいまでの私の考えを変えたのは、女性しごとライフデザインで出会った先生たち含めてそういう、自分で自分の人生を生きる“かっこよさ”に触れたからなんだろう。

さて②、印象に残った言葉を書き残していく。
(1)記憶に残る幕の内弁当はない。(by 秋元康さん)
万遍なく当たりはずれの波がないような雑誌が週刊誌。誰もがそれなりに満足できる。
そでもそれじゃ現状維持以上や抜きん出ることはできない。
その話の中での「無理を超えろ」というテーマもとても響いた。
そこからAERAは特集主義へとシフトし始めたのだそう。特別編集長号も面白い。
※特集主義は、週ごとの新記事という感じでないから、中期計画の中で働き方をも自分でコントロールできるようになった事にもつながったそう。

(2)自分のやっている意味が分からないと意志が乗っていかない。
自分のやっている仕事が、どこにつながっていて、どう社会とつながるのか結果につながるのか、それがわからないと、楽しさや士気が上がらない。これは、私が部活やっていて強く強く感じた事。だからこそ、今1年生がやるような仕事とかを私がやったら、どう部と結びついているのか密接に理解ができるから、雑用も苦でなくなったりする。細かい仕事の大切さがわかるから、丁寧にこだわれる。けど、1年生だと全体像が見えないから、いきなり雑用やつながりが見えないことをやると、自分が何のためにやっていて、この仕事がどう、何につながるかがわかりづらい。だからこそ、1年生とかには早めに仕事の全体像を見せてあげるべきだし、今やっている仕事のつながりを最初の内は考えてもらいつつも説明してあげる事が大切なんだろうなと思う。自分で考える事はマストだし、それを見つけ出すことも必要な力だと思うけど、それを上にもフランクに聞ける関係が大切だ。自分はこう思うけど、先輩はどう思っているのか、首脳陣はどう思っているのか、そこの意思の疎通ができないと、やっぱり不必要なもやもやがたまって、意志が乗っていかないのかなと。
自分が考えていた事をキャッチーな言葉で表現された事に、少しすっきりした。

(3)地味な仕事とか日々の中のちいさなヒントの掛け合わせがイノベーションだったりする。
これは、毎日の生きる希望になる(笑)だからこそ、小さい学びや気付きを大切にしたいし、つまらないと思う毎日が訪れたとしても、そこでの学びや吸収、異を認め感じる事を怠りたくない。もやつく日があったら、それを分解して、何が不安なのか、ちゃんと考え自分の感情に向き合う。

(4)いいな、はすぐに浮かぶ。やるかどうかだけ。やって、不具合があったらチューニングする。
これが、何度も聞いたような気がするのに、自分で体感した経験を持ったから、本当に腑に落ちる。
やりたい事が沢山浮かぶ私は、wantじゃなくてwillにする事。まずそこから。
先輩が言っていた、1mm動けば世界が開けるという言葉も相まって、とても納得する。
1mmが大事。踏み出すのが大事。絶対何かどこかで開ける。悩み不安をもくもくさせる前に、挑戦してみる。それが今の自分には必要で、その訓練をするために、そういう周囲の環境を自ら作る事も私には必要。
メモ:こうなりたいと思う人が沢山いる環境に例えば仕事としてjoinしたいとなったら、まだそうなっていない自分は、最初受け入れてもらうことが可能なのか。とりあえず、そこに挑戦することが必要という事はわかった。

(5)偶然性を楽しむのもよい。
仕事は思うように行かない事が殆ど。キャリアプラン通りにいかなくて、心が折れてしまうのは、必要のない折れでもある。波乗りの様に、時代に乗りながら、偶然を楽しむという考えもあってもよいのだな。何となく生きやすくなる言葉だった。

(6)夫を変えないと、夫がいる会社が変わらない。
たしかにー!夫が妻に甘んじたりしている会社では、そういう風土があるから、変わらないのか。変わる必要性が生み出されないのか。夫を変える⇒夫のいる会社を変える⇒社会を変える。って、なんかすごい大きい事の様に感じつつもとても身近で、必要な事なんだろうなと思う。誰かが1stペンギンにならないといけないんだ。

(7)その他
・管理職の面白さとして、仕事がダイナミックになることとそのスピード感と言っていたのは私のまだ見ぬ地や世界で面白そうだと思った。
・2~3ヶ月で休暇は飽きる。人が多いと話の中であった。私はどうなんだろう。飽きるのだろうか。この後のGAPイヤーで、私は現段階で退屈が無理な人なのか、という事を知る、というのも1つのTODOにしよう。
・シッターさんの話が度々出てきたが、私は見たこともない、くらいで、実態を全く知らないなと思った。幼い頃に関わる人やその人との関わりが間違いなくその子の人生を大きく形づくると思っているが、それに対する不安はないのか。シッターさんは、どのような役割を果たし、どういう思いを持って子どもたちと接しているのか、シッターはどういう資格が必要なのか、調べよう。(備忘録:https://kidsline.me/sitters/welcome)
・浜田さんの語りのなめらかさとロジカルさ。
壮大なストーリーを聞いているようで、自分の内側から出てくる言葉で語っていて、大人は当たり前なのかもしれないけど、自分の言葉で自分の人生を堂々と話せる大人になりたいと思った。
・最後に五時コージさんがおっしゃっていた、朝活することで、「人の時間に支配されずに、自分の時間を支配する」というのがとっても素敵だと感じたし、毎朝から始まる毎日の繰り返しである人生を豊かにできる間違いなくキーとなる考え方だと思い、自分も不必要に夜起きず、誰かと朝用事を作って、朝を生きる生き方にシフトする。
※そのためには、働く環境や時間というのはすごい重要な観点になる。間違いなく。
朝型であるワークスタイルを自分の意思次第で確保可能なように、働く場を選ぶ必要あり。

今日のメモでした!
#朝渋