JR北海道 留萌本線 留萌駅
留萌本線
留萌本線の過去と未来
JR北海道留萌本線は1910年に深川~留萌間が開通した。そして、11年後の1921年には留萌~増毛間が開通し、留萌本線の全通となった。留萌本線は66.8kmの本線となった。
しかし、2016年12月5日多くの地元住民や鉄道ファンから惜しまれながらも留萌~増毛間が廃止された。それから、5年後の2023年3月31日に留萌本線石狩沼田~留萌間のラストランが行われ、廃止となった。
現在残るは、深川~石狩沼田間の14.4kmのみになってしまった。だか、この残りの路線も2026年3月のダイヤ改正とともに廃止されていることが決定している。
それをもって留萌本線が完全に消滅しようとしています。
留萌駅の現在
そして今日は2023年に営業を終了した留萌駅を見に行きました。
これから紹介する留萌駅の撮影日は2024年9月15日現在の様子になります。
かつては、留萌本線の中枢駅としても栄えていた留萌駅。現在は、駅舎内の様子を見ることは出来ず、廃墟化されている。
未だに「JR留萌駅」の看板は見ることができたので良かったです。
駅舎自体は老朽化が進んでおり、壁にヒビやシミが目立っていました。今後JR北海道と留萌市はどのような措置をとるのでしょうか?
道の駅るもいの裏手にある「船場公園」から線路を渡り留萌駅の正面に行ける細道がありました。そこの通路からはホームや跨線橋の様子を見ることが出来ました。
上記の写真からは分かりづらいですが、跨線橋の階段はベニヤ板で塞がれており、渡ることも出来なさそうでした。(そもそも駅構内に入れませんが。)入ると鉄道営業法違反になります。
私は初めて留萌駅に訪れましたが、線路が三本も通っていたことに驚きました。
ホームの屋根もサビなどで朽ち果てていました。
線路は草木が蔓延っていて自然に還ような感じがしました。今後線路はどうするのでしょうか?気になります。