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秘境駅ランキング日本一 小幌駅 へ訪問!



小幌駅とは?

小幌駅はJR北海道の室蘭本線に属する駅です。ここは秘境駅ランキング日本一(最後にランキングURL有り)にも選ばれており、鉄道以外でのアクセスが非常に困難とされています。山に行く道か、海へ出る道しか存在しません。ですが、稀に歩いて向かう人もいるようです 笑

小幌駅の歴史

小幌駅は1943年(昭和18年)に国有鉄道室蘭本線の小幌信号場として設置されました。そして、1987年(昭和62年)に国鉄分割民営化によりJR北海道に移管されました。その際に、信号場から駅へと昇格して現在に至ります。

過去に廃止の話も出ました。しかし、駅の所在地である豊浦町の観光資源になるという意向により廃止が免れました。

2016年には普段停車することの無い特急列車が小幌駅に停車しました。停車予定であった普通列車が誤って通過してしまっためのことでした。

小幌駅に実際に行ってみて

日本一の秘境駅と言われているので一度は訪れてみたかった駅です。記念すべき初訪問は2024年11月3日(日)でした。この日は三連休の中間日ということもあり、秘境駅は観光地と化していました。

子供連れの家族も数組見られたり、私のような鉄道ファンの姿も多くありました。

帰りの列車(帰還列車)を待つ人々が並んだ時の人数には驚きましたね笑

帰還列車を待つ人々

私が今回小幌駅を訪れる際に利用したのは東室蘭13時56分発長万部行きの普通列車です。この区間の車両はH100形(DECMO)ですので、少し残念でした笑
(欲を言えばヨンマルに……)

小幌駅まで利用したH100形

約1時間H100形に揺られて小幌駅に到着しました。降りる人はどれほどいるのかな?と、思っていたところ、私が今回乗車していた東室蘭ー小幌間で一番の降車率でした。

小幌駅へ降車する人々の列

小幌駅に到着後真っ先に今まで私たちを運んでくれた車両の撮影をしました。線路より低い土地からの撮影だったので大迫力のH100形の写真が撮影出来ました。

下アングルから撮影したH100形

その後は小幌駅の駅名標やホームなどの撮影を行いました。約40分間の滞在時間を無駄にしないように計画通りの撮影を行いました。

東室蘭方面乗り場の駅名標

駅名標は真ん中の「小幌」の部分だけ綺麗に拭かれていましたね。この黒くくすんだ駅名標が秘境感を倍増させてきます。

東室蘭方面のトンネル

そしてこの駅は、トンネルとトンネルの間に位置するということでも秘境感を引き立ててきます!最高です。

保線員詰所

駅には建物はありますが、保線員の利用するものばかりで利用客が使用することは出来ません。トイレは最近増えつつあるバイオマストイレが設置されていました。

そして私がこの小幌駅に来て行いたかったことが3つあります。

行いたいこと①全体俯瞰


まず1つ目は、駅の全体を俯瞰できる小高い撮影スポットから特急北斗を撮影することです。今回無事撮影することが出来ました。

特急北斗13号

上に貼付している写真を私は撮影したかったのです。最高です👍

行いたいこと②海岸へ行く


2つ目は駅から海岸出られるところがあるので行ってみることです。

この海岸は2箇所あります。

海岸への道標

左に行けば「岩屋観音」で右に行けば「文太郎浜」という海岸へたどり着きます。左へ行った場合片道20分程と動画で事前に見ていたので、40分の滞在では困難と思い、今回は右の「文太郎浜」へ向かって見ることにしました。

文太郎浜は片道約10分程となっていました。私はもう1つのやりたいことがあったので、雨で濡れた落ち葉がいっぱいの地面を早足に向かいました。(5分で着きました笑)

突如開けた先にはだだっ広い太平洋が待っていました。

日没に迫る太平洋

夕日?太陽が海へ反射してとても美しく、幻想的な風景でした。紅葉もまだ少し残っており楽しむことが出来ました。

海岸線の紅葉

海岸での滞在時間はほんの僅か。急いで来た道を戻り、3つ目のやりたいことに向かいました。

行いたいこと③特急列車通過体感

それは!特急列車通過時のトンネルから押し出される風を浴びることです。トンネルに特急列車が入ると、トンネル内の空気が特急列車に押されて進行方向に押し出されます。その際の風と特急列車通過の迫力を味わいたいと思ってきました。

一応特急通過時刻を調べてきましたが、曖昧だったので急ぎました。ですが、どうにか間に合うことが出来ました。

小幌駅を通過しようとする特急北斗14号

軽く警笛も鳴らしてくれて、全身で特急通過を楽しむことが出来ました。写真では分かりませんが、凄い風で音もヤバかったです 笑
(気になる方はYouTube〈そーたの鉄道〉をチェック)
※今後公開予定です。

小幌駅のまとめ

これで今回私が小幌駅に訪れてやってみたかったことの3つを無事叶えることが出来ました!!

通過を見届けたあとは、私たちの帰りの列車(帰還列車)の時刻が迫っていたので、乗車側のホームへ渡りました。再び、東室蘭へ戻ります。

帰還列車登場

何かの手違いでヨンマル来ないかなあ?なんて思いましたが、しっかりとH100形によるお迎えでした 笑

帰還列車に乗り込む人々

これでもか!と、言うほど人が列車に吸い込まれるように乗車していきます。

たった40分間という時間でしたが密の濃い時間となりました。小幌駅はまたゆっくりと長時間滞在などしてみたいな!なんて思いました。

最後までご精読頂きありがとうございました。

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