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スケーターの足の悩み 「クロウトウ・ハンマートウ」

セルフチェック:


ベッドや床に座って足に体重がかからない状態にしてください。お子さんのチェックをする時には、寝ている時に足をみてみるのが良いです。
その際に、足の指が曲がっていないか、指を握っていないかチェックします。
第一関節、第二関節、もしくは両方が曲がっている場合は、要注意です。

あるべき姿:

体重をかけていない時、力を抜いた時、寝ている時は、足の指が真っ直ぐになるはずです。
同時に、爪の生え方も指の右側と左側のどちらかに偏って生えていないか、指が曲がっていないかも確認してください。

なぜこのようになるのか:


足指は足の形が崩れたり、バランスが悪いと、よりぐらつきを捉えようと無意識のうちに指をギュッと曲げるため、曲げる筋肉が強くなってしまいます。
このような指になってしまう原因は、
足の形が崩れている、扁平足、ハイヒールのスケート靴で運動している時間が長い
趾先しか覆われていないような靴で、趾に力を入れないと脱げてしまうような、スリッパのような、かかとが固定されていない靴(サンダル、UGGバレエシューズ、パンプス、ファッション靴)をはいている。
または、スケート靴のサイズが大きすぎるか小さすぎる。

問題解決の仕方:

まだ関節が固まっていない状態であれば、正しい靴や足に合ったインソール(足底装具)の使用のみで曲がった趾は伸びて改善すると足病医が公表しています。痛みが強く炎症がある場合は注射などで症状を抑える治療ができる足のクリニックもあります。曲がった部分にタコが繰り返しできる場合には症状が進行している可能性があります。強い痛みが出る場合は早めに医療機関を受診をしましょう。

SK8INSOLLパーツでのサポート方法:


先ずはスケートインソールを使用し、足の土台である三点アーチをしっかりサポートできているか確認します。殆どの方が扁平足やプロネーションなども同時に起こっているので、先ずはそのパーツを取り付けてください。
パーツをつけても改善しない場合は、みみずのパーツを第二指から五指の中で曲がっている部分の第二・第三関節部分にフットレストとしてインソールの表側につけてください。
パーツには靴用の強力な粘着テープがついていますが、剥がれてしまった場合は接着剤などで再度つけてください。何度つけても剥がれる場合は、オーダーメイドでインソールを作成し、トップのEVAとインソール土台の芯材との間にミミズパーツを埋め込むことも可能です。

インソール以外での解決方法


まず第一に、足のアーチを理想的な状態に戻すことが第一です。クロウトウやハンマートウがある方は、扁平足、プローネーション、甲高足、スピネーションなどを改善しましょう。
そのために、普段の靴やその靴にいれるサポートインソールの日常的な使用は非常に重要です。
この問題がある方は、足にまんべんなく均等に体重を自然と置けないので、肩に力が入ったり、体幹に力が入りずらかったりします。スケートの先生に、姿勢を意識しなさいと注意されても、この状態の方は足がぐらついていて意識をして改善できない方がほとんどです。まずは陸上の安定した場所で、体重を足裏に均等にかけて屈伸運動ができるようにすることが第一優先です。このような足の状態でスケートの練習(特にジャンプの練習)ばかりしていると、大きな怪我に繋がったり、ジャンプに不必要な癖がついてしまう可能性もあります。なので氷上練習時間を減らしクロウトウやハンマートウの改善を優先することをお勧めします。


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