「旅するブカツ」が与えてくれたこと
「旅するブカツ」開催の背景
8月4日(金)〜6日(日)の3日間、今年の僕らが一大イベントとして計画していた「旅するブカツ」を開催。
今回、春に連携協定を結んだ東京都千代田区の「FC千代田」と、北海道浦幌町の「十勝うらほろ樂舎」との共同企画となり、第1回はホストタウンが福知山市となり、2クラブを招く形で実施しました。
この「旅するブカツ」とは、
お互いの街へ出向き、スポーツを中心とした交流機会の提供
スポーツのほか、その街にある文化/歴史/食を学ぶ機会とする
トップアスリートとの触れ合い体験の提供
「5感」を通じた学びの場とする
という、ただのスポーツ合宿ではなく、文化体験や交流機会を通した「スポーツ版修学旅行」のようなものとし、勝敗だけではない人生の中での大切な「経験」や「きっかけ」、そして交流やご縁を生み出すことを目的としています。
「部活動の地域移行」というキーワードが生んだご縁
今回、なぜこの2クラブとの開催となったか。
それは今取り組んでいる「部活動の地域移行」がきっかけとなった。
FC千代田とは、中村代表が大学院でこのテーマの研究をされていたことがきっかけとなり、ookami尾形社長に繋いで頂き一緒にオンラインセミナーへ登壇したことがきっかけ。
顧問弁護士が同じというご縁も重なり、とんとん拍子に連携協定となった。
一方、十勝うらほろ樂舎とはなんと大学の後輩である汰木がきっかけで、教育をテーマとした街で地域移行に取り組まれていることから、双方視察を重ねることで一気に連携協定を結ぶこととなった。
スポーツをやることだけが全てではない。
今回、3日間を通じて行なったプログラムはこのようなところ。
■4日(金)
・元Jリーガー 原一樹氏によるストライカークリニック
・オンライン交流イベント(十勝うらほろ樂舎の学生との交流)
・現地食材やうらほろ食材を活用したBBQ交流
■5日(土)
・Glä nz サッカーフェスティバル
(7チームでのサッカー交流大会)
・アスリートワークス様主催のトレーニングプログラム開催
■6日(日)
・THE610BASEでの農業体験
(畑の開墾作業を一から実施)
見てもらったらわかる通り、実質がっつりサッカーを行う日は1日のみ。それ以外はバラエティにとんだコンテンツを並べ、「交流」や「学び」を深めるものとして第一回を迎えることにした。
全てを物語る写真たち
最後の送り出しのタイミングには、本当にぐっと来るものがありました。
この企画に正解などありませんが、開催したことの価値を創るのは、これからの活動に掛かっていると思います。
ただ、今回の出会いがそれぞれの人生に何かの「きっかけ」を創り、そのきっかけから次の挑戦やアクションがうまれることを願っていますし、僕自身もたくさんの感動や元気をもらったことをパワーに、よりよい「旅するブカツ」プロジェクトにしていきたいと強く感じました。
関わってくれたたくさんの学生、指導者、保護者、施設関係者、スポンサー、そしてユナイテッドの仲間たちに感謝します。
最高の3日間でした。
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