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高校生)義務教育での原級留置が身近になってほしいと思います。

私は中学3年間を過ごしてみて、あまり登校しているところを見かけないような生徒が、何事もなかったかのように卒業していることに疑問を感じました。

理由として、授業を受けることなく、そのほかの課外や試験なども受けていない人を義務教育を修了したとしてより高位の教育機関に進学させたり、または社会人として働かせたりすることが教育の正しいあり方ではないからです。
例えば、中学校を卒業した人は、中学校までに習う知識や思考力、道徳などを身に着けているとして扱われますが、実際にはそれらを習ってすらいない人も少なくでしょう。さらに、小学校から学校に登校していないような場合には、文字の読み書きや四則計算などの日常生活に必要な能力すら身に着けていないかもしれません。
それらの人はその学年で学ぶはずのことを学ばないまま次の学年へ進級していたり学校を卒業していたりしています。また、一度卒業してしまえば、もう一度初等教育を受けることは難しくなり、学びなおす機会を得ることができないといった状況に陥ることが考えられます。

だから私は、学校に登校できない人が義務教育をしっかりと受けたうえで、進学したり働いたりできるように、原級留置がより一般的になる必要があると思います。

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