胸腺腫 20万分の1の確率の発見から思った事
皆さんはじめまして。
そしてこの記事投稿より以前からX(Twitter)をフォローして下さった皆様、改めてまして。
この投稿を書かせていただくKと申します。
Xから覗いてくださった方はご存知と思いますが、私は今、胸腺腫という腫瘍が
2月に発覚し、7月に切除の手術を行い無事取り除く事が出来ました。
タイトルにもあります通り、この腫瘍は20万分の1という凄い低確率で発症する病です。
「20万分の1ってどれくらいの確率なの?」
って思う方。
当たり前によくわからない確率だと思います笑
一体どれくらいの確率なのか?
よく言われるのは、
「年末ジャンボを100枚買ったら一等が当たった」
確率と一緒です💦💦
他に例えられるのは、
「飛行機事故に会う確率」
「雷の直撃」
が一緒の確率なんだとか。。
ほんとかよ、と思いますが笑 いやー薄いところ引きました笑
私がなぜXでの投稿やこのnote での投稿を行なおうかと思ったのかですが、
この胸腺腫、インターネット等でほぼ詳細情報が出てきません。
ネットでは一括りに胸腺ガンと書かれている事も多く、細かい治療内容や私のような大きい腫瘍の場合、医学論文のような物でしか情報を得る事が出来ませんでした。
その中、1番の情報源になったのがXの投稿による患者さんの実体験でした。
その投稿を見て
「せっかくこれだけ稀な症状なんだったら、同じような症状になった人が何かの参考になるように自分の症状を投稿していこう。」
という思いから、抗がん剤が始まる4月に僕のXでの投稿を始めました。
私自身がこの病気の情報に困っていたと同時に、今から始まる抗がん剤の治療が30半ばの私にどれだけ影響があるのかを伝えたかったからです。
明日に退院を控えた今日8月14日現在、リハビリ転院後はX自体の投稿も少なくなってます。
逆に言えば、抗がん剤治療や手術後のような、日々投稿するような変化もなくなったという事でもあるので嬉しい事ではあるのかなぁと思っています。
Xで経験者の投稿見てて思うのですが、この病気になった人は
「自分がなんとかしなきゃ!」
「自分が頑張らないと!」
みたいな感じで周りに甘え下手な人が多いように思います。そして、私自身そのタイプの典型でもあります笑
きっと皆さん、頑張り過ぎたんです。
「そろそろ体休めなさい」
と、何かの大きな力が働いたんだなって私は思ってます。
病気になる前まで、無茶をしても体は動くからなんとかなる!みたいな働き方でしたし、
「他の人だったら音をあげてるだろうなー」
「これで体調崩さずやれてるなー」
とは思っていたので、その無茶が祟ったのでしょう。
この事をきっかけに自分の限界を知る事が出来ました。きっと何かのサインだったと思いますし、退院後は以前のような無茶も怖くて出来ないと思います。。
20万分の1。。。。
この天から降って来たような確率の病気がこの身に起きた意味。
それが明日以降の人生で何を教えてくれて、何が変わっていくのか。。
首下から腹部にかけて出来た、たぶん一生消えないT字の手術後の傷と共に、これからの事を考えていこうと思います。
そして、胸腺腫と戦いながらこの記事を見て下さった皆様方。
偶然見かけて最後まで見てくれた方々。
Xから来てくれたフォロワーの方々。
皆様にとって今後もっともっと良くなるようにとの祈りを込めて、私の好きな言葉の一つ、アイルランドのお祈りの言葉で締めさせていただきます。
頑張っていきましょう!
k
道が道が拓けて、あなたに出会えるよう
追い風がいつもあなたの背に注ぐよう
太陽の光があなたの面に温かく注ぎ、
優しい雨があなたの畑を柔らかく潤し
そして、また会う日まで、
神のみ手にしっかりと抱かれますように
may the road rise to meet you
may the wind always at your back
may the sunshine warm upon your face
the rain softly on your field
and until we meet again
may God hold you in the palm of His hand
P.S
元々Xは、とあるツイキャス配信者の配信を見たり配信後にその日のキャスの内容を投稿したりに使ってました。
なのでXの投稿で下の方であったり、このnoteの記事の「イマジナリー」はその時に書いたものです。
(暇だったら見て下さい笑 見てくれたら喜びますし続きも書きます笑)
病気の情報を投稿するようにしてからは闘病日記と名前を変えてますが、今でもキャスの頃からフォローしてくださっている方やキャスの配信者方からいいねやメッセージを時折頂きます。
この場で改めてお礼申し上げます。🙇♂️
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