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トルコ旅行の思い出【2023.12.07】

去年の話になりますが、トルコに旅行に行きました。
2022年10月末の訪問です。

トルコで訪れた都市は2つで、イスタンブールとカッパドキアでした。

フランスの空港から直行便でイスタンブールに一旦飛んで、そこから飛行機を乗り継いでカッパドキアに向かいました。

カッパドキアは小さな町で、第一印象は「田舎」でした。
流れる空気は穏やかで平和で、空気も空も何もかも綺麗で静かで、滞在期間中、それまでの生活を忘れて楽しむことが出来ました。

路地を歩く猫も可愛く、その辺でおへそを見せて転がっている犬も可愛い、動物に優しい場所でした。
気球も幻想的、乗馬ツアーも非常に楽しめました。
トルコと言えば絨毯ということで、いろんなお店を回って自分に合った絨毯を、比較的安価で手に入れることもできました。

トルコ旅行の主目的は、SNSでよく見かける気球の写真を撮ることでした。
カッパドキアを訪れる人々は、口を揃えて、気球には絶対乗った方が良いというのですが、私自身は特に気球乗船による空の旅に興味はなく、それよりも寧ろ、地に足を付けて、空に浮く球を写真に収めることばかりに注意を払っていました。

カッパドキアに滞在した3日の間、気球が飛べたのはわずか1日でした。
残りの2日間は天候(主に風)が原因で気球を飛ばすことが出来ないとホテルのオーナーから説明を受けました。
気球目的でカッパドキアに行く場合、ある程度旅程に余裕を持つべきかもしれません。



素晴らしかったカッパドキアとは対照的に、イスタンブールは、少なくとも私の旅行経験の中ではワースト1位を記録しました。
コロナ期間中を感じさせないレジリエンス力は素晴らしく、人を引き付ける魅力にも溢れているものの、視点を変えればイスタンブールは人で溢れかえっていて歩くのもままならないほどでした。



特に嫌悪感を抱いたのは露天商の客引きです。
非常に強引で、日本人だと分かると日本語で話しかけてくるという徹底ぶり、そして最後には歩いている私の腕を掴んで、強引に店に連れて行こうとするのです。あまりにも強引だったので”don’t touch me"と声を荒げ、腕を振りほどきました。

歴史溢れるイスタンブールの街自体は美しく、ザ・観光都市といった感じでした。モスクは手入れが行き届き、街を分かつボスポラス海峡は雄大で、海峡を横断する夕暮れ時のフェリーの旅は色濃く記憶に残りました。

トルコを後に、飛行機でギリシャに移りました。
トルコの旅はここまでです。
個人的に、カッパドキアは再訪したいなと思っています。


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