私の子育て思い出話①

「息子は自閉症スペクトラムと発達の遅れがあり、療育が必要」
という診断がおりたのは息子が地域のこども園に入園が内定した7年前の12月の事。

その「診断がおりた日」前後の期間の記憶が抜けてしまっていて、ところどころでしか思い出せない。
だから、新年度から療育を受けさせてもらえる施設をどうやって探したのかとか覚えてないんですよ。

児童精神科の先生から告げられた「息子くんは自閉症スペクトラムと、発達の遅れがあります」という事実は、後からもらった診断書で確認したもの。
あの日、主治医の先生はいろいろと話をしてくれたんだけど、内容まっっっっっっったく覚えてません。

診断がおりるまでには、いろいろ子育てに関する悩みはたくさんあったけれど、その中でも
★3歳を過ぎても単語の一つも出ない。
★自分の思い通りにならなかった時にでる癇癪がすごい
この2つが大きな悩みのタネだった。

言葉が出ないのは、私からの話しかけが足りなかった?絵本の読み聞かせをしなかったから?
癇癪がすごいのは私の力不足か??しつけの問題???
・・・と、まあいろいろ悩んだわけです。
発語に関してはもう私だけの力では無理だ、専門家の力を借りようと思った矢先に三歳児検診がありましたので、その時に保健師さんに相談して、医療機関に繋げてもらった事が始まりでした。

主治医の先生から我が子に発達障害があると言われた時に
『あ、育て方とかじゃなくてそういうモノだったのか。じゃあ私ひとりだけで頑張ったところで限界があるわけだな・・・』
と、ある意味ホッとしたのを覚えています。

息子の療育が始まってからは、児童発達支援の先生からオススメされた本を取り寄せたり、書店で発達障害関連の本(主に知的障害と自閉症スペクトラムに関することを中心に)を片っ端から買い集めたり。
子育てのヒントになる事なら何でも欲しいと、がむしゃらになっていましたねー。