なんどめだコルセア
好きなものは好きなんだから仕方ない。このコルセアという飛行機のプラモデルを何度か作っています。特に全身グロスシーブルーの機体を筆塗り塗装して派手目にウェザリングするのが好きなのです。
特にタミヤの1/48スケールのものは安心して組めるしいつでも手に入るし大きさもちょうどいいです。そして毎回「ああすればよかったこうすればよかった」と楽しく振り返る。
で。
今年完成したストライクイーグルの汚し方をヒントに、同じようにコルセアの退色(褪色)表現も行けるんじゃないかと思って、地元の模型屋さんにひょいと行ってまた買ってきたのです。
ここから先はおおざっぱな説明。
士の字に組んで、ラッカー系のつや消しクリアーで足付け。
Mr.カラーのグロスシーブルーをちょっと薄めて平筆でハケ塗り、約4回。
Mr.ウェザリングカラーのマルチホワイトでスミ入れ(これは今回あんまり意味なかった)。
マルチホワイトとシェードブルーを混ぜて上面にざーっと塗装。
半乾きのうちに丸筆でトントン叩いて、細かく粒子化するようにコントロール。
一部のパネルなどは拭き取ってアクセントに。
水性の半ツヤクリアーで一旦保護してから、マルチホワイトで同じことをしてウェザリングの多層化。
タミヤラッカーのメタリックグレイで地味なハゲチョロを描き込みました(今回あえてジンクロ色は使わず)。
あとは残りの組み立てとデカール、トップコートを経て、完成。
なんだか激しく汚れつつも解像度の高い仕上がりになったかな?と自画自賛。
割と少ない手数で効果的なウェザリングができたのではないかと思います。Mr.ウェザリングカラーを塗りたくって筆でこちょこちょしただけですから。
シェードブルーを他の色に変えたら他の色の飛行機にも使えるかもしれないし、まだまだ改良の余地もありそうです。
これからあったかい季節になって模型が作りやすくなるので、なんだかわくわくしてきました。
お知らせ:
最近発売のこの本で、筆塗りのセイバードッグの塗装説明をやってます。パネルごとに質感が異なるような機体の表現です。良かったら見てくださいね。
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