きむら@もけい

プラモデルを主に筆塗りして屋外撮影する田舎のおいさんです。F1とWRCが好きですがネタバレはしません。エルデシュ数5。模型をこわさないやさしい猫がウチにいます。

きむら@もけい

プラモデルを主に筆塗りして屋外撮影する田舎のおいさんです。F1とWRCが好きですがネタバレはしません。エルデシュ数5。模型をこわさないやさしい猫がウチにいます。

マガジン

  • 順番に読みたい人向け

    過去記事を順番に並べています。 (画面上では新しいものが上に並びます) でも別にこの通りに読まなくてもいいです。

  • 塗料ひと瓶ずつ

    私がプラモデルを作るときによく使っている塗料の話を、1色ずつ。

最近の記事

なんどめだコルセア

好きなものは好きなんだから仕方ない。このコルセアという飛行機のプラモデルを何度か作っています。特に全身グロスシーブルーの機体を筆塗り塗装して派手目にウェザリングするのが好きなのです。 特にタミヤの1/48スケールのものは安心して組めるしいつでも手に入るし大きさもちょうどいいです。そして毎回「ああすればよかったこうすればよかった」と楽しく振り返る。 で。 今年完成したストライクイーグルの汚し方をヒントに、同じようにコルセアの退色(褪色)表現も行けるんじゃないかと思って、地元

    • ストライクイーグルをウェザリングしたいんじゃあ

      数年前から「砂漠の上で空中給油を受けながら飛ぶトロトロに汚れたストライクイーグル」の姿が気になって気になってしょうがなかったのです。 たとえばこの記事の写真とか。 Is the erosion of sand and dust so severe?U.S. F-15E fighter jets are rusty, suspected of selling miserable military expenses それで、ある程度汚し方の方針が固まって、プラモデルを購入して

      • 塗料ひと瓶ずつ ジャーマングレーの巻

        はじめに「塗料ひと瓶ずつ」という記事を書いていこうと思います。私がよく使う塗料を1色、こう使ってるよっていう話を具体例を挙げながら進めていきます。今回は、GSIクレオス Mr.カラー40番のジャーマングレー。 これは「第二次世界大戦時のドイツの戦車用」の色なんですが、その目的に使うにはそのままではかなり暗いです。逆にそれを逆手にとって、私はほとんどの模型で黒の代わりに使っています。 比較的に多く使う色で、年に4~6本くらい買っています。 なぜ黒の代わりに使うのかというの

        • 関節とか可動とか、そういうオチのない話

          子供の頃にもちょっとプラモデルを作っていたんですが、一番熱を入れていたのはガンプラ。 上手に作ろうとすると動かして遊ぶのが難しくなるという不思議なジレンマを抱えたおもちゃでした。 きれいに塗っても剥げるからね。 そこから30年弱。 40歳くらいの頃に気まぐれでHGUCのズゴックを買って組んでみて、しばらく触れない間にずいぶん発展していたことに驚きました。 で、感じたことが「関節がたくさん動くのが偉いのかな?」ということ。ガンプラって、作ったあとガチャガチャ動かしてナンボな

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        • 順番に読みたい人向け
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        • 塗料ひと瓶ずつ
          1本

        記事

          古いブログの紹介

          なにか作るごとにこつこつ書いていたブログです。  早くて安くて解像度が低い 記事数は500弱くらいあります。 模型を作るペースに追いつかなくなったのと、そろそろ作るアイテムに新鮮さが少なくなってきたので、あまり更新しなくなりました。 キーワード検索とかできますので、過去作に興味のある方はどうぞ。

          古いブログの紹介

          とりあえず塗りたいのよ。

          10年ほど前、気まぐれに立ち寄ったトイザらスで小さいズゴックのプラモデルを手にとったのが、いわゆる「出戻り」のきっかけ。 そこからごりごりと、数百個のプラモデルを組んでは塗り組んでは塗りしているうちに、いつのまにやらスケールモデルの人みたいなイメージがついてしまいまして。 今は「組立説明書」の指定色をほぼ守りながら、改造・ディテールアップ少なめで作ることが多いです。 こんな風に、律儀に指定色一覧のページだけコピーして、ずっと見られるようにして作業しています。 そのまん

          とりあえず塗りたいのよ。

          ちょっと落ち着かない家

          ちょっと落ち着かない家

          カップヌードルと私

          カップヌードルの実寸大のプラモデルが出るよ、というニュースがありました。 ロゴの類も全部色分けして別パーツにした凝った作り。Twitterの反応もいろいろ。 出たら、自分は買うかな?と考える。 とりあえず本物を一個買ってきました。 (カップヌードルはあまり値引きしてくれないので、滅多に買いません) いただきまーす。 ごちそうさまでした。 その写真をプリンターで印刷します。 洗ってから漂白。 綺麗になりました。 よく乾かしてから、プライマーとしてミッチャクロン

          カップヌードルと私

          「約一日」を使った遊び方

          プラモデルが好きで、車が好きなのに、カーモデルを作るのは苦手。 でも、割り切って作ると1日くらいで遊べるんです。 Case 1 フジミ 1/24スケール ポルシェ356。今ではなかなか見かけないキットです。 これを、とりあえず。 内装は成型色の黒のまま、ごりごりと組み立て。ボディーはグレーサフ。 手持ちのMr.カラーを並べて、筆でひたすらコツコツと。 約1日でこうなりました。 ジャニス・ジョプリンが所有していたポルシェの写真を見ながら、それなりーに省略して仕上

          「約一日」を使った遊び方

          ほぼいつもの作り方(2020版)

          普段プラモデルの製作過程をツイートしていますが、改めて「いつもどうやって作ってるの?」というのはなかなか伝わりにくいです。 なので、「よく作る飛行機ジャンル」から「割と新しくて小さめのキット」を選んで、一通り流れに沿って説明します。良さそうだと思ったところだけつまみ食いするといいと思います。 ※前提として、「筆塗り歴が長いけど缶スプレーが嫌いになって、最近クリアーやサフなどはエアブラシを使うようになった人」の例として捉えてください。 キットはこちら。1/72スケール

          ほぼいつもの作り方(2020版)

          やりたいことはそれぞれ

          「誰がやってもうまくいくように」という思惑のメーカーと、「自分ならでは」を実現したい一部の作り手。プラモデルの不思議なところ。 作り手みんながそうじゃない。むしろ「誰でも同じものができる」というジグソーパズル的アプローチを安心材料にしたい人もいる。前述の一部にとってそれは嫌悪の対象にもなり得る。 (「プラモデルは誰が作っても同じでしょ」と言われて腹が立つかどうかということです) 「自分ならでは」の人にとっては、プラモデルは自己表現のかさ上げと効率化の手段。 独自の表現に

          やりたいことはそれぞれ