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休学2年目に入り大きく道を踏み外しにかかる1人の男の話

皆さんこんにちは。
金子新太郎です。

タイトルを見てびっくりした方も、「あ、やっぱり?」って感づいていた方もいるかと思いますが、休学1年目に取り組んでいたKnowsやインターンが落ち着いてきたので、自分のことについて書こうと思います。

多分長くなります。
多分アツくなります(笑)。
なので興味のある方だけ最後まで読んでもらえると嬉しいです。

まずは昨年一番熱心に取り組んでいたKnowsの振り返りから始めます。

Knowsの振り返り

Knowsの活動1年間の集大成として出したフリーペーパーの表紙です。

2021年の2月にアイデアを思いついて、色んな人に「こういう雑誌作ったら面白くないですか!?」って聞いて回って、「やれよ」と背中を押してもらった末の2021年4月。
僕はこんなnoteを書きました。

ありがたいことに沢山の方に読んでいただきました。
(このnoteがきっかけでKnowsに強力すぎる仲間が入ってくれたこともありました。note株式会社様、本当にありがとうございます。これからも活用します。)

1年間の実験期間。
自分の実現したい世界(「輝く大学生で溢れる北海道に」)に到達できる気配があったら続けるし、そうじゃなかったら辞めようと思って始めたプロジェクトでした。

そして、つい先日、学生団体Knows解散の発表をしました。
詳しい理由は以下のnoteに書いています。

このnoteにはたくさんの反響をいただいて、Knowsが出してきた今までの記事の中で一番「いいね」を頂けるという運営者として嬉しいのか悲しいのかよくわからない現象も起こりました。

この1年の間に何があったのか、そして何を学んだのか、次にどう活かすのか。
そういったものを備忘録として残しておきます。

やったこと
・メンバーを20名程度まで拡大
・プロトタイプとしてVol.1~Vol.3の3冊を出版
・クラウドファンディングで約163万円を調達
・北海道新聞、AIR DOの機内誌「rapora」、ほっとけないAWARDなどに取り上げていただく
・100ページのフリーペーパーを1万部印刷し、北海道のほぼすべての大学に設置

学んだこと
・愛されるものを作るには読者(顧客)に寄り添わないといけない
→Knowsは自分たちの伝えたい世界観があって、それを最優先にしてきた。そのおかげで沢山の人に面白がってもらえた一面もあるので否定はしないけど、もっと読者や予備軍の大学生の声や悩みを反映させたサービス展開をするべきだったと思う。
・非営利活動の限界
→Knowsをもっとたくさんの人に届けたり、他の手法で一歩踏み出すきっかけを届けたいと思うとやっぱりどうしてもお金が必要だった。お金が無いと世界を大きく変えれない。
・人を不用意に信じない、人間関係に執着するべきではない
→騙されかけたり、「もうあなたとは関われない」と突き放されたこともあった。ある意味ドライな姿勢を持っていたほうが精神衛生上よい。
・複数人の個性を活かしてできたアウトプットは自分一人のアウトプットよりも何倍も良くなる
→フリーペーパーの出来にしても、細かな意思決定にしてもメンバーの長所・個性が団体としての力を何倍にも引き上げてくれた。これだからチームで何かをやることはやめられない。
・選択と集中
→「この人にはお世話になったから忙しいけど無理して引き受けるか、、」とやることを増やしたり、その時一瞬の興味関心で新しいことに飛びついたりすると後から毎回後悔する。一番自分が成し遂げたいことからブレないようにやることは絞る。
・自分は大きなことを成し遂げたい
→中二病みたいで恥ずかしいが、これが本心。現役学生だからと言って、学生団体として収まる活動をしたいわけじゃないと気付いた。

休学2年目について

結論から書くと、起業するために休学期間を延長しました。

今後のプランは以下の通りです。
・5月~10月(最長半年) 
東京に移住してスタートアップでインターン&起業家シェアハウス入居
・11月~
札幌に戻り、起業家シェアハウスで固めた事業を推進

このような意思決定になったきっかけは昨年12月の学生エバンジェリストアワードの表彰式で沖縄のコザに行ったときまで遡ります。

学生エバンジェリストアワードとは
→「○○をもっとたくさんの人に伝えたい!」という情熱を持った学生の中から時代を切り拓くエバンジェリスト(伝道師)を発掘・表彰するアワード

この表彰式の場で、思うような結果が得られなかった自分にこんな言葉をかけてもらいました。

「視座が低いよ」

何も言い返せませんでした。
気付いたら自分は小さく収まろうと自分をセーブしてしまっていたことに気付きました。
「そんなに生き急がなくていいよ」と言われるかもしれませんが、僕はもっと大きなことを成し遂げたい。自分の可能性を広げたい。

そう思い、休学期間を延長し、起業することを決意しました。

東京ではスタートアップでインサイドセールスからフィールドセールスまでを担当して成長期にあるスタートアップのすべてを吸収して来ようと思っています。

また、25歳以下の起業家志望が集まるシェアハウスで揉まれながら自分の事業を磨きたいと思っています。

起業の目的

では、なぜ起業したいのか。

「落ちてしまった世界に対する日本のプレゼンスを復活させたいから」
「個人の幸せを追求できる社会を作りたいから」
などウケの良いことはいくらでも言えます。

でも結局、自分の根源となっているモチベーションはこの2つです。

①夢や志を持った仲間(社員や顧客、全部ひっくるめて仲間と表現しています)と高め合いながら人生を生きたいから
②歴史に名を刻みたいから

公にこんな欲の塊みたいなことを言うのは気が引けますが、これが全てです。
せっかくこの世に生まれたんだからでっかいこと成し遂げて沢山の人に感謝されながら死にたいです。

学業と両立しながら起業するという選択肢もありましたが、中途半端になりたくなかったので休学を選びました。
この選択を正解にすべく頑張ります。

ちなみに事業プランは全くと言っていいほど決まっていません。
ただし領域はHRTechです。
先進国の中でもダントツで低い日本人の従業員満足度を高めるサービスを作りたいと思っています。

理由は、僕の人生を変えたターニングポイントとなっているとある経営者との出会いです。
仕事について、自分の志について楽しそうに語る彼の姿を見て僕の労働に対する価値観が180度変化しました。

人生の大半を費やすことになる仕事。
楽しく働けた方が人生豊かになるに決まってる。
僕自身が仕事を楽しみ尽くすのはもちろんのこと、それが当たり前の世の中を作りたいです。

現在の積読状況。東京に向けて発つ4/30までに読み切りたい、、、。
今は外食産業にフォーカスしてます。

休学期間中忘れちゃいけないこと

昨年度の反省として、「noteを全然読み返さなかった」というものがあるので、今年度は定期的に読み返して、自分を戻るべき道に戻すことができるようにしたいと思っています。

これが昨年書いたのにほとんど読み返すことのなかったnote。
今年度はちゃんとこのnoteに戻ってくるぞ、、、。

①睡眠・運動・食事は規則正しく。
→この3つが整っているだけで精神的にも肉体的にもパフォーマンスが段違いになります。僕は超人でもなんでもないので規則正しく丁寧な暮らしを心掛けます。

②全力を尽くしているか自分に問いかける。
→高校のサッカー部の先生が言っていましたが、人間は低き方に流れます。成功したいならそれに抗い続けなければなりません。尊敬する南壮一郎さん(Visional CEO)や本田圭佑選手も漏れなく全力を尽くし続けてきたからこそ成功した方です。常日頃から自分の限界を開拓しなければなりません。

③課題を見つけてすぐに取り組む。
→成長するためには山積みになっている課題を1つずつ解決していくサイクルを回さなければいけないです。課題から目を背けて何となくいい感じに毎日を過ごしていたら最後には何も残りません。

④覚悟を決める。
→覚悟が決まっていない人間の下には誰もついてきません。人生を豊かにするためにはリスクを背負う覚悟を決める必要があります。個人的には覚悟を決めれるようになることが大人になるということなのかと思っています。

⑤振り返る。
→僕は振り返ることが苦手です。でも学びを得るための肝は振り返りなんです。振り返ることによって学びが血肉となります。そして振り返りの効果を高めるためにも、課題解決の姿勢が重要です。

最後に

あとはやるだけです。
1年後の僕を楽しみにしていてください。
読んでいただきありがとうございました!

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