本を読む〜『ゆるく考えよう』byちきりんさん
(2021.7.12)
おはようございます。sizukukoboです。
昨日はやたら眠くて、朝も寝坊。昼も昼寝、そして夜も夕飯食べずに寝てしまいました。時々そういうやたら眠い時があるので、無理せずに早寝したおかげで、今朝はスッキリと起きることができました。夏の暑さと湿気にダメージを負っているようです。あまり無理せずにできることを自分ペースで増やしていこうと思います。
今日のテーマは「本を読む」です。相変わらず完読できていませんが、今楽しみに読んでいる本があります。
ちきりんさんの『ゆるく考えよう』という本です。
ちきりんさんを知ったのはvoicyです。西野亮廣さんがおすすめしていたのでvoicyを聞いてみたら楽しくてすっかりハマっています。社会派ブロガーという肩書きの通り、毎日の配信は分野が広くて面白いので、同じ配信を何回も聞いて楽しんでいます。
そのちきりんさんの本を図書館で見つけて借りてきました。voicyでも簡単に紹介してくれていたのですぐにわかりました。半分ほど読み進めましたが、私がタイトルから想像していた内容とは違っていました。頭をガツンとされた感じです。
そもそも私はこんな風に自分の人生のこと、社会のことを考えてきていませんでした。考えてきたつもりになっていました。考える土台が、もう世間の目や常識にどっぷり浸かって自分の頭で考えてたことだと勘違いしていました。考えるベースが一般的にはこう思うかな、という所からのスタートだから、そもそも、私にオリジナルな考えなんてほとんどないに等しい。そんなことを思わされた1冊です。
自分では柔軟だと思っていた。価値観もオリジナルなものだと思っていた。けれどそれは環境によって思わされていただけで、実はオリジナルなんてものはないし、柔軟でもなかった。この年になってそんなことを感じることになるとは。結構ショックでした。それを知ったから、今日からの生き方や考え方が180度変わるわけではありませんが、何かを発信する時、「それ、本当に自分が感じていること?」と少し振り返るきっかけになりそうです。私は思考するのが苦手だから、答えのないことをあれこれ考える時間は減らしたいと思うタイプ。けれど、ちょっと見方を変えたら、今を楽に生きるヒントになるなら、考えることも悪くないな、と思えます。このちきりんさんの本の副題に「人生を100倍楽にする思考法」とあります。そんな思考法を身に付けたいと思いました。
昔と比べて文庫の小さい字が読みづらくて集中力が落ちたな、と感じます。夕方や夜にゆっくり読書しようと思っても、既に目も体も疲れていて、「早く横になりたい」と思ってしまうのが正直なところです。無理せずさっさと寝ればいいのですが、今の私にはやっぱり本を読む時間を確保して毎日少しずつでも読んでいく事が必要だと思っています。理由はよくわからないのですが、考えなくていいテレビやYouTubeなどの動画ばかり見て時間を過ごすことに違和感を覚えているからかもしれません。
「時間ができたら、これまで読めなかった本をたくさん読もう」と思い続けてどれくらいの時がたったか。今の生活は時間はなくて忙しかった時と比べて、絶対的にゆとりある毎日になっているというのに、「たくさん本を読もう」という願いは未だ達成されていません。気になる本はあるものの、それを買うだけ買ったら放置して、横目に見ながら何となく毎日をやり過ごす。そろそろ受動的な生活から能動的な生活へ切り替えたくなったのかもしれません。
人は弱いです。意志や根性だけで全てを乗り越えるのは困難です。だから私は毎日の習慣を見直すことで、やりたかったことを少しずつでも実現できるような毎日にしたい。今はそう思いながら過ごしています。