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「あなたの言う合理的判断は自分都合」そんな自分に、悲しくなり、嫌気がさした話。

現在、MYコンパス社のキャリア支援プログラム「MYコンパスキャリア・プロコース」に参加しています。

その中で、今後の活動の方向性について、講師の岩橋ひかりさんからコンサルを受ける機会がありました。

そのコンサルを受けた際に言われた言葉が図星すぎて、深く深く心に刺さり、ずっと考え続けています。いったんそれらをここに吐き出して、整理を試みてみたいと思います。さあ、うまく行くだろうか・・・。

言われた言葉というのは、以下のような内容。

あなたは、物事について合理的に判断する思考が非常に強い。その合理性の軸は「自分にとって何が良いか。」というもの。その軸を自分都合ではなく「相手にとって何が良いか。」という視点に変えていけるともっと強くなれる。自分の事ばかり考えている人は、誰にも応援されないよ。

私の思考行動特性として
・分析的
・合理的
・論理的
・白黒はっきりさせたがる
・無駄のない効率性を好む
といったものがあります。(FFS理論アセスメント結果より)

こうやって並べてみるだけでも、なんともドライ。

これら特性に今までの人生で助けられたことも多くあるので、一概に否定しませんが、もう少し人間味や温かさを感じる特性が欲しいところです。

そこに輪をかけて、今回ひかりさんに言われたのが、合理的判断の軸が基本的に「自分にとって何が良いか」ですよね、ということ。

「自分の」人生をどうしていこうか、何をしていこうか、と考えているのだから、当たり前のように「自分にとって」何が良いか、と考えていました。

私にとっては、あまりに自然な思考で、長年染みついているものです。

自分都合は置いておいて、本当の本当に他の誰かのことだけを思って物事を判断したり行動したことって、私は今までの人生でどれくらいあるだろうか?とさえ思ってしまいました。

きっと、自信を持って言えるのは「子ども」に関することくらい。子どものためならば、無私となって、純粋に尽くすことが出来ると思います。(余談ですが、子どもの存在ってすごいし、不思議ですね。こんな私でも、そうなるのだから。)

でも、それ以外は非常に怪しいです。夫に対してすら「あなたのために何が良いか」と考えて行動できているか、まったく自信ありません。

いつだって「私」「私」。

自分が可愛い、自分が大事、という想いは、打ち消したくとも打ち消せません。

でも、同時に「あなたにとって何が良いか」と自然に思考して行動できる人になりたい、と心の底から思います。人の幸せが自分の幸せ、と本当の本当の心の底から思える境地に行ってみたいと思うのです。きれいごとではなく。

マザーテレサやガンジーといった偉人の伝記を最近読みました。(これは偶然。子どもに頼まれて。)

私から見るに、このような偉人の方々は、何か行動するときに、自分のメリットなど全く考えていません。そんな思考が入り込む余地は全くないのです。

純粋に、どうやったらマザーテレサやガンジーのような人が出来上がるのだろう?と思ってしまいます。

偉人レベルには及ばないとしても、日常生活において、私の周りには「あ、あの人は自分の利益は置いておいて、完全に人のために行動しているなぁ。」と思える人はいます。

コンサルで指摘されたときは「そうは言っても、どうしたら思考行動特性を変換できるのでしょう???」と固まってしまったのですが、今少し落ち着いて考え直す中で、出来ること、やってみたいことがいくつか見えてきました。

① すごく単純でそのままですが、何か大きな判断をしようとするときにいったん立ち止まって、「それって自分都合で判断しようとしていない?」と自分に問いかけてみる。相手のために、という軸を入れたらどうかな?と。

② 私の周りには、「相手のために」軸で行動できている人がきっと沢山います。今までは、このことについて意識することが無かったので、スルーしてしまっていることが多かったと思いますが、今一度アンテナを張って「この人のこんなところが素敵。」と思えるところを発見していきたいと思います。そう、お手本、ロールモデル探しです。

③ と、こうやって「思考」ベースで頑張ったとして、いざ行動に移すときに躊躇ってしまうことがあるかもしれません。そこについては、「エイヤ」とまずは「相手のために」軸の行動をまずは起こしてしまうことが良いような気がしています。無理やりにでも、行動を起こして、どう自分が感じるのか、物事がどう動いていくのかを実際に体験してしまう。そうすると、ぐるぐると思考しているよりも、よっぽど納得感のある形の学びに繋がるはず!と期待したい。

コンサルで言われたときは、大きな自分の欠点を指摘されたようで、自己否定された感覚でした。自分に嫌気がさしました。正直、今もその感覚は残っています。

でも、悲しいかな、指摘内容が事実なのも確か。

こんな状況での唯一の光は、このままの自分は嫌で、変わりたいと思っていること。変わりたいと思えた自分。

すぐには大きく変われなくても、数ミリ単位でも変わっていけたら良い。数ミリの変化でも、私の周りにいる人にとっては意味のあるものになってくれたら良い。

そんな風に、頑張って前向きに考えてみたのでした。
まだへこんでもいるけどね。。。。


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