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視野検査
今日、8ヶ月ぶりに医大へ行きました。
障害年金の更新用に、視野検査の予約を入れてくださっていたので、視力測定の後で視野検査をしていただきました。
最初に外来の受付に受診票を提出した際、「新型コロナウイルスに関する問診票を記入していただいております。ご本人様も付き添いの方(主人です)も、ご協力をお願いします」と言われ、非接触型の体温計をおでこに近づけて熱を確認していただき、問診票を受け取りました。 問診票には、最近の体調や行動履歴などの質問が書かれていて、私も主人も何も当てはまらなかったので全て「なし」にチェックして提出しました。
前回も今回も、感染予防の対策が徹底されていて安心して受診することができ、関係者の皆様に感謝しています。
それから少し待って名前が呼ばれました。「しぜんさん、視力測定します。掴まりますか?」と、視能訓練士の方が腕を差し出してくださったので、ありがたく掴まらせていただいて視力検査室へ行きました。
久しぶりの検査でした。その後で視野検査の部屋へ移動しました。始める前に「さっきの視力測定はどれくらいでしたか?」と聞いたら前回よりさらに下がっていて・・・😢でも、気を取り直して視野検査を始めました。
ゴールドマン視野検査、何回か受けているのですが・・・なんか今までと様子が違って。大きな光はなんとなく認識できたのですが「これは小さい光ですけどわかりますか?」と聞かれても「え・・・と、どこ?」って感じで、光が分からなくて。
とりあえず検査は終わり、主人と診察室の前で主治医に呼ばれるのを待っていました。
そして呼ばれて診察室へ。
「お久しぶりです」というと先生は「6月でしたね。前回は」と笑ってらっしゃったのでなんとなくホッとしました。
「あ!先生そういえば、今日は障害年金の更新用に診断書をお願いする予定でしたが、これもまた延期になったんです」というと「えっ?あ、コロナの関係で?なんか、なんもかんもだね。延期になるの」と。「そうなんです。難病の受給者証の更新も延期でしたし。なんもかんもですよ」と、そんなやりとりの後で本題に入り・・・。
「視野検査は約1年半前に受けてもらったけど、その時はまだ中心が見えてたんだよね。でもね、今回は見える範囲はほとんど変わってないけど、中心が見えなくなってるんだよね」と言われ。
最近確かに暗く感じて、主人に照明を明るい物に変えてもらったりしたけど、こういうことだったのか!・・・と思いました。
黄斑ジストロフィーという病気は、中心視野異常がじわじわ進むと言われていますが、「あ〜・・ついにこの症状が出始めたか」と思い、かなりどんよりしてしまい、家に帰る途中も帰ってからも、ため息ばかりついていました。
あっけらかんと過ごしていましたが、ちょっと今は、あっけらかんとできずにいます。
『空元気』という言葉が、今の私の様子にぴったりです。
明日は仕事。落ち込んでいても朝が来て、支度して、出勤して、仕事して・・・。
そう。以前の記事にも書きましたが、落ち込んでもわめいても、私の気持ちなんかお構いなしに、地球は回り続けるので・・・。
『空元気』でも私は前に進むしかない。