動植物の話25 ダメになったものでも -活かすことも考えよう-(593文字)
掲載の上の写真は、昨日、仏壇用の花としてスーパーで買ってきたものです。
ピンクのカーネーションですが、家に帰って透明のビニール袋から取り出した際、この花だけ途中から折れてしまったのでした。
「あっ残念!」と一瞬、思いましたが、「仕方がないか~」と思い、流しの三角コーナーに捨てました。
しかし、仏壇の花を供えたあと、その三角コーナーの可哀相な花を見たとき、何とかして活かせないものかと思って、ワンカップのビンに少しだけ水を入れ、その中に入れたら、何だか一つのアート作品のように思えてきたのです。
それをテーブルの上に置くことにしました。
せっかくこれからも咲くつもりであったろうに、無下に捨て去るのはあまりにももったいないし可哀相です。こうしてあげれば水を吸い上げることもできるので、もうしばらくは咲いてくれると思うのです。
何事によらず、「ものを生かす」という発想は大事ではないか。
使えなくなったものでも、用途用途に合わせていけば、まだまだ重宝に使えるものも多くあるのではないかと思います。
たとえば、古くなったボロボロのジーパンも捨てずに取っておけば、今、履いているジーパンに穴が開いたときの当て布に使えることもあるでしょう。
あまりにがさばるものは捨てた方がいいでしょうけど、臨機応変に考えたらいいと思います。
「ものを活かす」という発想は、いつまでも持ち続けていきたい心です。