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12月9日 旧姓併記の弊害
仕事をしつつ、合間にお時間をすこしいただいて役所へ。引っ越したので転入届を出したのだけど、わたしの住民票での名前が変なことになってしまっていたせいで修正に時間がかかった。
わたしは今年離婚したんだけれど、結婚してたときの名前で「配偶者の苗字[旧姓]名前」という形で、旧姓併記をしていた。それが離婚したときに「旧姓[旧姓]名前」という形になっており、本来削除すべき真ん中の[旧姓]が残ったままになってしまっていたらしい。
前の自治体での転出データがそもそもバグってたので、まずバグったまんま転入届を受け入れてもらう必要があり、そのあとに真ん中の[旧姓]を削除してもらう必要があったので、スタッフさんに手間をとらせてしまった。
旧姓併記、選択的夫婦別姓システムに反対する人が「旧姓併記あるからいいじゃん」みたいなこと言うことも多いんだけど、やってみた人間の感想としてはシステムとしてちゃんとまわっているとは言えないと思う。世の中のシステムは基本苗字+名前に最適化されていて、マイナンバー読み取りでの個人情報確認をしようとしたら旧姓併記のデータを正常に読み取ってもらえず本人確認ができないことが何遍もあった。
わたしは2回結婚して2回離婚しており、その2回のどちらでも自分が苗字を変えている。自分が苗字を変えるのは、わたしはまあ別に構わないんだけど、もっとさまざまなシステムがどうにかならないかなあとは思う。
そういう意味でも、選択的夫婦別姓システムには賛成である。無理くりにでもルールを変えないと動かない社会もあり、社会が動かないことによる弊害が現在女性側に非常に偏っていると感じる。なんで女性側が基本的に苗字を変えなきゃいけないみたいになってるんだろうね。やあね。