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10月25日〜28日 田名網敬一の展示で桜井政博さんのすごさを重ね、とっぷり反省する

10月25日
しゃきしゃき動いて、仕事の合間に国立新美術館「田名網敬一 記憶の冒険」展へ。この展示は母に勧められたものなのだけど、その前から気にはなっていた。
戦前に生まれた作者のトラウマともいうべき記憶がどうポップアートに昇華されていくのか、そしてポップアートが主戦場だった作者が突然曼荼羅のような作風に目覚めるのは何故か、などなど。
大きなサイズの作品が大量に並んだコーナーが複数ありかなり見応えがあった。量は質を凌駕するというけど、本展示は量も質もある。この展示が開始される前後に88歳で逝去されたのだけど、普通に去年や今年もバカでかい作品を作っていらしてて、「た、体力〜〜!!!」と思った。質のいいものをとにかく手数多く、というのは、ゲームクリエイター桜井政博さんのアウトプットにも通じるところがある。若者(彼らとの比較)として反省しきり。体力をつけ、やっていくしかないのだな。
母に図録を貸すよ〜と連絡。母は仙台の文化の衰退を嘆いていた。県立美術館が改装中で、美術館がひとつもない状態なのよね……。美術館、仙台レベルの街ならもう少しあってもいいと思うんだけどな。青森とか岩手とかの方が文化については豊かだと思う。

10月26日
関西の恋人氏の家に戻ってきて、ゆったり過ごす。茹で豚や茹で鶏を作ることに最近マイブームで、主菜と汁物が同時にできるのがいい。その汁を使って作るラーメンも美味しい。

10月27日
選挙の開票速報を眺めながら、恋人氏とだらだら食事。
わたしは選挙権って未成年の頃から欲しくてしょうがなかったし、家族も友人も当然のように投票には行く人ばかり。でもいつも投票率がせいぜい50%くらいなので、身の回りと世間は違うんだなあと思うなど。
こんなに面白くて、タダで参加できる、しかも行使すると感謝される権利を行使しない人がいるんだなあ、と不思議になる。しかし仕事が忙しすぎて選挙いけないという若者もTwitterで見かけて、それはその人には罪はないよな。経営者が悪い。
思いの外接戦が多く、おお……と思いながら夜中までニュースを眺めていた。中道の第三勢力が力を伸ばしたのは良かったのではないでしょうかね。どの政党も「(めんどいことになったな……)」と思ってそうなのが一番いい。ゆめゆめ油断することなくキリキリ働いてくれい

10月28日
ごりごりごりごり仕事する。いざというときサボるためには、普段ごりごりやっとかないとな(?)
関西はまだ金木犀の香りが漂う。仙台あたりだと10月のおわりにはとっくに盛りが過ぎているので、関西って本当に南側の国なんだなあとしみじみする。


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