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ユーザーストーリーマッピングをやってみて

宮城県仙台市のスタートアップ、diddyworksの三浦です。
今回はdiddyworksで開発・運用しているスポーツマッチングサービス「Liss」でチームのみんなとユーザーストーリーマッピングを行ったので、共有してみたいと思います!

ユーザーストーリーマッピングとは?

ユーザーストーリーマッピングとは、解決したい課題に対してユーザーを設定し、ユーザーの行動をストーリー立てて、MVPを設計していくものです。

どうやるか?

そもそもユーザーストーリーマッピングをやるの初めてだったので、色々記事を調べてみて、以下のような手順で行いました。

1. 解決したい課題を定義する
2. ユーザーのペルソナを設定する
3. ユーザーのメインアクションを書き出す
4. それぞれのメインアクションに必要な機能を洗い出す
5. 最優先で作りたいものを決める(MVP)
6. タスクに落とし込む

上記の手順に沿って、チームの皆と自分の考える事を付箋に書いて貼っていくスタイルが主流のようですが、ここはチームでやりやすいやり方で良いと思います。

実際にやってみよう

うちのチームでは1〜6までは以下のようになりました。
1. 解決したい課題を定義する

まずはサービスで解決したい課題の定義です。
ここの課題設定が皆の判断基準となるので、しっかり共通認識として持つようにします。

「スポーツをしたいと思って行動する人を増やしたい」

2. ユーザーのペルソナを設定する

ここでできるだけ細かくペルソナを決めることができると、チーム内で判断基準が共有されるので、後の工程がすごくやりやすくなります。

柏木純(仮名)
27歳
独身
大卒
頭切れるタイプ
一人暮らし
月収25万
大和町住み
親と仲がよい
実家 女川町
FITに乗ってる
車のネジ工場勤務の主任補佐
めんどくさがり
人見知り
中学校までテニスやってた
少し肥満気味(学生のときと比べて +6kg)
ちょっと痩せたいなあと思っている(運動もした方がよさそうだなあ)
友達は多い
酒・麻雀

人物像がみんなの頭の中に明確に出来上がりました笑

3. ユーザーのメインアクションを書き出す(時系列)

ここでは定義した課題を解決する上でユーザーが取るメインアクションを決めていきます。
多くの案が出ましたが、以下の流れでメインアクションが決定しました。

4. それぞれのメインアクションに必要な機能を洗い出す

決まったメインアクションを行う上で必要となる機能をアクションの下に挙げていきます。

5. 最優先で作りたいものを決める(MVP)

必要な機能の中で、MVP(顧客に価値を提供できる最小限の製品)に必要な機能を選定していきます。

6. タスクに落とし込む

最後に選定した機能をタスクに落とし込み、実際の作業に落とし込んでいきます。

ユーザーストーリーマッピングをやってみて

今回初めてチームでユーザーストーリーマッピングをやってみて、「なんとなく皆感じていた課題」や「何が今大事で何が大事じゃないか」を共通認識として持てた事、何より「何故、誰に向けて創るのか」を再認識できて、とても良い時間となりました。
普段の仕事の中で忘れてしまいがちな部分を思い出させてくれる良い機会になるので、皆さんのチームでも是非行ってみて下さい!

最後に

diddyworksでは一緒に最高のサービスを作っていくメンバーを募集しています!
少しでも興味のある方は声をかけて下さい!

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