幸せという奇跡の起こし方
この今に、何にアンテナを張るかで、そこから先の未来が変化していく。
この今に、幸せに意識をおいて生きれば、幸せと思えるような現象が集まってくる。
そうやって、幸せを意識し小さな幸せを集めていくことで、幸せという現実を生み出すことができるようになる。
日々、小さな幸せを器いっぱいに集めていけば、それがやがて器に収まりきらなくなって溢れ出していくようになるだろう。
すると、その溢れ出た幸せが他者に分け与えていけるようになる。
だから、幸せを集めていけば無理をすることなく他者に幸せを分け合えるようになる。
そして、他者に分け与えた幸せは循環し、やがて自分に還って来るようになっていくため、ますます幸せの規模が拡大していくようになり、「私」の幸せの器が大きくなっていく。
「私」の幸せの器が大きい人ほど周囲に与える影響力が大きくなっていくのは、こういった原理が働いているから。
人、一人が持つ影響力は大きい。
幸せに焦点を合わせて過ごしていけば、いい意味で影響力は大きくなっていく。
誰もが幸せに暮らしていきたいと考えながら生きている。
だからこそ、常に幸せに焦点を合わせアンテナを張っていくのが、幸せになる近道となる。
その第一歩として、身の回りにある幸せに焦点を当てていく。
遠い未来の幸せに焦点を当て続けることは難しいけど、身近な幸せは探せばすぐに見つけることができる。
小さな幸せでも集めていけば、やがて大きくなる。
人は、急に大それたことを成すことは出来ない。
小さな積み重ねがあってこそ事を成せるようになる。
身近な幸せを日々、味わってそれを集積させていけば、今の自分の器にあった幸せを満たせるようになっていく。
しかも、自分を満たした上で、その幸せを他者に還元していけば、やがて「私」の器を大きくしていけるようになる。
この今を、どう生きれば「私」は幸せを感じられるようになるか?
このことを常に意識し幸せに焦点を合わせて生きていけば、人は必ず幸せになることができる。
今、自分は何に焦点を合わせているかに気づいて、「幸せ探し」をする習慣を身に付ける。
幸せを思考の中心に据えて生きていく。
焦点を定めることで的に球を当てることができるようになる。
意識がぶれると球は的に当たることはない。
幸せに焦点を定めたなら、的の中央に球を当てられるようになるだろう。
今、何を思考しているか。
この思考こそが、焦点を定める鍵となる。
鍵を失くしてしまうと、扉を開くことが出来なくなる。
扉を開けば奇跡が起こる。
この今に幸せに焦点を定めて生きるとき、人は思ってもみないような奇跡を起こすことができることだろう。
奇跡とは、小さな幸せの積み重ねで起こす。
自分の器から、360度にわたって幸せが零れ落ちるとき扉が開いて奇跡が起こる。
奇跡とは、身近にあるさまざまな幸せを集めていくことで生み出すことができる。
幸せは、いまここにたくさん存在している。