22)楽しむことで世界を変える
先日、床屋さんに行った。その床屋さんは、初めて行くお店だった。
こういうことは、あまり書きたくないけれど、その店員さんの態度があまりよくなかった。どことなく仕方なく仕事をしている感じがひしひしと伝わってくる。なので、髪の毛を切られている僕の方も気分が悪くなってきてしまった。
人はお互いに影響を与えながら生きている。
そのお店に入るまで、僕は気持ちよく過ごしていた。でも、そのお店を出たときには、僕の気持ちはよくないものになっていた。やる気がないなら仕事変えればいいのに、と思いながら家路についた。
人は楽しまないと楽しい人生を歩んでいくことはできない。逆に楽しんでいないと、楽しくないというオーラを周囲に放つことになる。
ある個人が現状に不満を持つのは仕方がないことだ。でも、周りにはそういったことは感じさせないようにして貰いたい。
自分から楽しもうと思わないと、人生も楽しいものにならないということは、誰でもわかることだと思う。しかし、このことをわかっていても実際に行動に移すことは難しいことだ。
もちろん、生きていれば苦しいこともあるし、楽しいと感じないこともあるだろう。でも、だからといって自分が楽しくないから、それをそのまま態度で表していては、この世界は延々と変わってはいかない。普通に楽しく生きている人の足を引っ張ることになる。
とはいえ、そういった店員さんを責めても仕方がない。というのも、そういった人を責めていると、僕の気分が上がっていかないからだ。
では、どうすればいいのか。
この世界が平和で楽しい世界になっていくようにするためには、楽しんで生きている人がもっともっと増えていけばいいのだと思う。楽しんで生きていれば、それだけで人生が上手くいってしまう、というモデルケースがもっと必要なんだと思う。
そういう人が、身の回りにたくさんいるようになると、現状に不満を抱えた人でも、楽しんで生きている人を参考にして、自分も楽しんで生きていこうと考えるようになるだろう。
なので、今、僕が出来ることは、僕自身がもっと楽しむことだと思った。楽しむことに遠慮はいらない。楽しいと思ったことは、どんどん表現していこうと思った。僕がモデルケールになればいいと思ったのだ。
だから、僕は楽しんでもっと豊かになることにした。僕は僕の人生をよくするためだけではなく、この世界を少しでもよいものにするためにも、もっと楽しもうと思ったのだ。
楽しんでいるだけで、人生が上手くいくそんなモデルケースになる。
これが、冬至を迎えるにあたっての決意だ。