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軸を柱に変えて幸せに近づく

よく「自分軸」という言葉を見聞きする。

この自分軸、具体的にはどのように活用していけばいいのか。

その方法は、自分の理想とする思いを常に意識し、照らし合わせて行動するように心掛けるということなのだと思う。

最近、僕は「柔和」という言葉をよく使っているけれど、たとえば、この「柔和」という言葉を普段から意識して過ごせば、それを自分の軸とすることができるようになる。

どんなときでも「柔和」という言葉の意味に沿うような言動をとっていけば、それが自分の軸となり、やがて自分の生き方へと変容していくことだろう。

もちろん、自分の軸となる思いはどんなことでもいい。

自分がなりたいと思える人物像に近いものを選んで、それを軸として行動し、その軸を太く強固にしていけば、やがて「軸」は「柱」に代わっていく。

日本では、神様のことを「柱」にたとえる。

神々にはそれぞれの役割があり、その役割を全うするには柱となるような思いが欠かせないからだ。

「○○の神」という「○○」の形容部分が、その神の柱となる。

我々も神々と同様に、自分の「軸」を持ち、それを「柱」に変えていくことで精神性を高めて生きていけるようになるだろう。

また、自分の軸となる思いを持って生きるということは、それが現在の行動だけでなく、未来や過去に影響を与えることになる。

仮に「柔和」を軸とするならば、今という瞬間を柔和に過ごせば、訪れる未来も柔和なものになるのはもちろんのこと、柔和を軸にして未来を思い描けば、その思いが今に反映されることになる。

あるいは、過去にあった出来事を柔和の視点で振り返れば、それがたとえ苦しい出来事であったとしても、その出来事から許しや学びを見いだすことができるようになるし、当時と今を見比べたとき、自分が成長していることに気づけるようになるだろう。

そうやって自分の軸となる思いを持って生きていけば、その思いに応じた生き方ができるようになる。

そして、軸となる思いに沿って生きていきることで、「軸」が「柱」に変化し、その結果、自分がやるべき役割を知り、柱を持って生きていけるようになる。

人は、改善を重ねていくことで成長していく。

今という時は、常に理想とする自分に近づくためにあり、この今を大切にして生きていくことで、理想とする自分い近づいていけるようになっていく。

これまでの経験から学び、その学びをもとに生きていくことで人は進化していける。

微調整を加えていきながら日々の生活を送っていくことで、我々は少しづつ成長していくものであり、そういった微調整に必要なのが自分の軸となる思いなのだ。

軸となる思いは変化していく。

ひとつの軸を柱に変えることができたなら、また新しい軸を得て、それを新たな柱に変えていく。

立派な社には、強度のある柱がたくさんあるように、我々もたくさんの柱を持つことができれば、しっかりとした土台のある人生を送っていけるようになるだろう。

しかも、軸を柱に変えるごとに新たなステージにたどり着くことができ、その度ごとに人生の見晴らしがよくなっていく。

高層の建物には軸となる柱がいくつもあるものであり、強度のある柱をいくつも持てるようになれば、見晴らしのよい場所を生み出すことができる。

そうなるためにも、まずは自分の軸を持ち、その軸となる思いに沿った言動をとることで、自分の望む幸せに近づいていけるようになっていく。

そして、軸となる思いを柱に変えていけば、見晴らしのいい人生を歩んでいけるようになるだろう。

人生は常に未完成。

しかし、少しづつ完成形に近づけていくことが、生きる喜びである。

人生は未完成だからこそ、いつでも前を向いて歩いていける。

幸せは、無限に広がっている。

自分の軸を、柱に変えていくことで幸せの完成形に近づいていけるようになる。


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