「好き」が未知なる自分を開く鍵
自分を好きになる方法は、「好き」という思いを持つ回数を増やすことだ。
あるいは「楽しい」とか「嬉しい」、そういった感情を得られるようなことをしたり、「達成感」を得られるようなことを行う回数を増やしていくことでも自分を好きになれる。
いずれにしても、自分の気持ちが前向きになれることを着々としていけるようになると、やがて自分を認めることができるようになって、自分を好きになるだろう。
そういった意味でも、興味を持ったことはどんなことでも挑戦していけば必ず、自分にあった「好き」を見つけられるようになって、その結果、自分を好きになっていく。
興味を持ったことにブレーキを掛けてしまうことは、自分を知るチャンスを失わせることでもあるため、あまり難しく考えずにいろんなことを挑戦した方がよかったりする。
大人だからとか男だからとか、年齢や性別を理由に挑戦することを諦めてしまうと、自分を知るチャンスを喪失してしまうから、そういった思い込みを一旦捨てた上で、興味を持ったことは挑戦していった方がよかったりする。
男性でも女性でも異なる性の要素は持っているものだし、年齢と精神性は必ずしも一致するわけではないから、心が動くことがあれば挑んでいくべきだし、挑戦した結果、自分の知らない自分と出会えるようになる。
そういった中で、好きと思えるようなことを体現していきながら、日々、達成感を感じて過ごしていけるようになると、自然と自分を好きになっていくし、そういった好きを生活の軸にしていけるようになると、生活そのものが前向きなものになっていく。
自分の世界は自分で創るもの。
そのためにも、できるだけ「好き」と思えるようなことに時間を取って、自分の好きを創造していく。
身の回りに「好き」と思えるようなものを置いてもいいし、好きと感じるものを見つけて、それを使っていくことで自分の世界を築いていく。
この人生を、自分の「好き」を探す旅と思えば、生きることが楽しくなっていくものだし、自分の「好き」を具現化していけば、必然的に自分が好きになっていくことだろう。
好きなことに夢中になることは、「いまここ」を生きることでもある。
人は「いまここ」になれる瞬間が心地よく感じるものだし、そういった心地よさが「好き」に繋がっていく。
「いまここ」=「心地よい」=「好き」といってもいいだろう。
心地よいと感じられることを生活の中にも身の回りにも散りばめることができるようになれば、人は今を生きるようになって幸せを感じて生きられるようになる。
しかも、「好き」と感じることは、ちょっとした偶然から得られたりするから面白い。
心を開いて生きていると思わぬ展開が生れたりする。
それまで全く興味のなかったことが、ふとしたきっかけで自分の心を動かすこともあるし、そういった出会いが人生の岐路になる場合も多い。
たまたま入ったお店で食べた料理が美味しくて、その料理専門のシェフになったという話をよく聞いたりする。
ふとしたきっかけが、人生そのものを「いまここ」に変えるたりする。
料理をしてる最中はもちろんのこと、それ以外の時間も料理について夢中になって考えていたりする。
そうやって一日中「好き」を体現して生きると、生きることそのものが「いまここ」になっていく。
人生を変えるような出会いが、生きることそのものを夢中にさせたりするものだ。
ひとつでもそういった対象を見つけるだけでも、「幸せ」を体現できるようになるし、それをきっかけにして新たな世界を見出すこともできるようにもなるだろう。
料理をきっかけに野菜を作り始め、オリジナルブランドを生み出していくというように、徐々に自分の世界も可能性も広げていっている人もいる。
そういった現実を生み出したのは、たまたま入ったお店で食べた料理というちょっとした偶然だったりする。
人生を変えるきっかけがどこに潜んでいるか分からない。
人生とは、まさに自分探しの旅であり、自分探しとは自分の心が楽しいと感じることを探すこと。
好きと思えることは人を前向きにさせるだけでなく、自分の未知なる可能性さえも開いてくれる。
好きが高じて人生の道を切り開いていけるようになるのは、当然のことといっていいだろう。
好きが人を高みに登らせる。
好きが人を高い世界に導く。
好きで楽しんでしていれば、結果が出るのも当然のことだろう。
未知なる自分を開くには「好き」という思いから。
その「好き」を大切に養い育てていけば、人は幸せに生きていけるようになる。
これからは、自分の好きを生きる時代になることだろう。
好きを生きる人生には、決まったレールがあるわけではない。
でも、好きという思いがあれば、自分ならではの道を創ることができるようになる。
「好き」が人生の道を豊かにさせる。