自分に寛げている私は何をする？

我々の生きる目的の一つに、「自分自身に100％寛げるようになる」ということがある。

自分に寛ぐということは、不安や恐怖にとらわれることなく自由を感じて生きられる状態である。

これが幸せを実感して生きている状態といっていいだろう。

これが達成されれば、もう何も怖れることはない。

頑張って何かを手に入れる必要もなく、今この瞬間を満ち足りた状態で生きていけばいい。

自分を満たし自分に寛いで生きていけるようになると、人生の歯車が回り出す。

自分を満たし寛ぐことができれば、エゴという角がなくなって丸くなるため人生が自然と回り出すのだ。

では、自分を寛いで生きていけるようになるにはどうすればいいのか。

その方法のひとつとして、「自分に寛げている私は何をする？」と考えてみてもいいだろう。

100％自分に寛いで、何でも自由にできる自分だったらいったい何をして過ごすだろうか。

こういったことを、あえて意識して考えてみる。

そうすれば、自分に寛げる方法と、自分は何をしたくて生きているのかを一緒に知ることができるようになるだろう。

もちろん、すぐに答えを得ることはできない。

でも焦点を定めて意識し続けていれば、必要な情報を集めることができるようになる。

人は、意識したことを情報として集めることができる生き物である。

しっかりと焦点を定めていれば、必要な情報が自然と集まってくるものなのだ。

逆にいえば、意識して焦点を定めなければ、必要な情報を得ることはでいない。

アンテナをちゃんと張っていれば、必要な情報にアクセスできるようになる。

自分に100％寛いで生きるということは、一つのゴールでありスタートでもある。

自分に寛ぎ100％満たされているときにすることが、人の使命となる。

だからこそ、まず最初に満たされた自分になって、自分に寛げるようになることが先決なのだ。

満たされた自分で行うことは、純粋な思いでする行為である。

満たされない状態で、自分を満たそうとするとエゴが生まれてしまうものであり、そういったエゴのある状態で何かをすると、そこに作為が生まれ、その作為によって行為の質が落ちてしまう。

しかし、自分に寛いで満たされている状態であれば、行為の中にエゴが含まれないため、その行為は、何をするにしても純粋な思いに基づいた行為となる。

そこで、普段から「自分に寛げている私は何をする？」ということを意識して焦点を合わせていれば、自分は何をしたくてこの世界に生を受けたのかを知ることができるようになり、使命を果たしながら生きていけるようになることだろう。

自分の使命を知って、それを実践して生きることは心からの喜びとなる。

使命というと、少し大げさに感じるかもしれない。

しかし、使命とは実はシンプルなものであり、やっていて楽しいと感じることを喜びとともに行うことである。

やっていて楽しいと感じることは、迷うことなくすっとできるものであり、そういった迷いのなさで行えることは純粋な行為となり、人が本来持っている使命となる。

自分の魂を輝かせて生きるとは、純粋な気持ちで楽しいと感じることを喜びの中で行っていくことである。

純粋な喜びで生き心から楽しいと感じることをしているだけで、周りにいい刺激を与えることができる。

そうやって喜びの波動を周囲に広げていくことで、人は自分の使命を果たすことができるようになる。

こういった純粋無垢な自分に近づいていくためにも、しっかりと意識を定めて、そこに向かっていけるよう自分を導いていく。

そこで「自分に寛げている私は何をする？」と問い掛けてみてもいいだろう。

これを日々、行っていけば魂が望む本来の人生に向かって歩んでいけるようになるに違いない。

純粋な喜びを感じて生きること、それが我々が心から望むことだ。

しかも純粋な喜びの中で生きていけるようになれば、ますます自分に寛いで生きていけるようになる。

来年は、大きな転換の年になるといわれている。

この転換とは、純粋な自分で生きられるかどうかを問われていると考えてもいいだろう。

満たされた自分で純粋な喜びの中で生きる。

これが2025年のテーマとなる。

2025年は、例えるなら進学の年である

これまでのあり方から卒業し、新しい環境での生活が始まる。

そんな年になる。

新しい時代は、自分に正直に喜びで快く美しく生きる。

喜びの気持ちと期待感を持って2025年を迎えていきたい。

自分に寛ぎ喜びで生きる、これが魂の望みなのだ。