
ユウナという名の猫 記憶-Link48 消極的な方法
CTの結果、いわゆる「手の施しようが無い」状態であることがわかった。
先生曰く「1年は持たない」。
もう積極的な方法は取れないので、
進行を少しでも抑えるためにサプリを継続。
あとは状況に合わせて点滴と、食欲増進させる注射。
もし痛がる様子があれば痛み止め。
怒涛の手術と検査の結果、
腫れに気づいてからたった2ヶ月で
終末期となる最終ステージを迎える事になってしまった。
2016年4月18日 ー
もはやタラレバの話。
— 篁 莎耶@デザフェス52 J-179 (@saya_tk) April 18, 2016
最初の手術前に今回の所でCTを撮ってたらどうだったんだろう。
と思う。
結果は同じかも知れないし、良かったかも知れないし、手術を待つ事で悪かったかも知れない。
あの時点での決断は間違ってなかったと思ってるけど、
パラレルでの結果をちょっと知りたい。
何事においても「たら」「れば」は付き纏う。
分かってはいるけども、「もしかしたら」ユウナは寛解していたのでは?
という想いが頭を離れない。
2016年4月19日 ー
「太もも」の辺りに見える腫れ。
2度目の手術から1ヶ月と1週間でこれ。
ユウナはちっちゃいんだから、もう少し加減しろよ!
と癌細胞に文句を言いたくなる。
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よく考えたらユウナとのツーショットの写真がない。
気づいた今がその時なので、一緒に撮る事にした。
カサカサと音を立ててユウナの気を引き、同じ目線で。
2016年4月20日 ー
通院点滴6回目。
ユウナは
「何も見てない聞いてない」
の現実逃避モードなので、処置中に暴れないのが幸い。
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ユウナの右足がどんどん動かなくなってる。
— 篁 莎耶@デザフェス52 J-179 (@saya_tk) April 20, 2016
医療センターの先生に言われた
「出来た場所が悪かったとしか言い様が無い」
ただそれに尽きる。
神様。
ユウナの病の完治が不可能ならば、
ユウナの余生において、精一杯穏やかに暮らせるようお力添え下さい。
心からお願いします・・・。
2016年4月21日 ー
ユウナはウェットなら何とか食べてくれる。
噛むのが嫌なのかなぁ?
と思うも、ビニールの音がすると飛んできてひたすら噛み心地を満喫。
※パッケージに使われてる様な固めがお好み
そんな元気があるなら、まずご飯食べてってば!www
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さらに椅子に登る元気もある。
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窮状を知った、友人の家でご飯をご馳走になる。
ありがとう!!!
2016年4月22日 ー
できるだけポジティブに、とは思うけど現実は非情。
腫瘍で血行が悪くなっているのか、右足の浮腫がひどい。
左足の1.5倍ぐらいに腫れ上がっている。
微かに反応はあるけど、手術直後のようには使おうとはしない。
もしかしたら「使えない」が正解かもしれない。
キャットタワーに登った日から、1ヶ月しか経っていないのに・・・。
2016年4月23日 ー
研究者の友人に「温めると腫瘍抑制効果がある」と教えてもらった。
ユウナの浮腫を解消するためにも、タオルにカイロを貼って右脚に掛ける。
少し楽になるのか、ただタオルがうざいのかw、割とウロウロとしてる。
去年にハルに買ったカイロが今になって役に立つとは。
2016年4月24日 ー
友人から大量の救援物資が到着!
自分の食べる量から換算して・・・2ヶ月位生き延びられそうな量!!
本当にありがとう!!
残りのお金はユウナが食べたいと思うご飯へ全ツッパ!!
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あまりにも点滴の頻度が高いので自宅点滴を提案される。
お試しに、と先生の見ている前で試してみると
「上手いですね!」とお褒めの言葉をいただく。
多分これ、火事場のなんとかです。w
もしかしたらユウナが「病院へ行くのは嫌」で、力をくれたのかも?
ひとまず5回分を購入。
もうここまできたらやるしかない。
ー続ー
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