おはようございます。
ワークライフバランスの達人南畝
ワークライフバランスの達人大田南畝(おおたなんぽ)は、仕事も趣味も充実させた幕臣で、狂歌ブームの火付け役と言われていますね。
江戸時代の役人ですから頑張っても給料は上がらないなか、学問で身を立てることを考えて師を選んで勉強に励みます。
南畝と同僚の御家人は片手わざと称する内職をして生計を立てるわけですが、南畝は18歳の時に一銭にもならない本を出版します。
それから20代から30代に掛けて、南畝は狂歌や洒落本なお、戯作の世界で存在感を増していきます。
当時は老中・田沼意次が幕