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『SIWA新コレクションの発表の記録』

2024年10月に都内ギャラリーにて、SIWAに新たにお迎えしたデザイナーの柴田文江さんのミニマムなデザインにより、天然植物の繊維と伝統技術で漉き上げた楮和紙の新たな価値を引き出した新コレクション「KOUZO」とSIWA定番の新作の発表会を都内で行いました。

東京青山のギャラリー5610さんにて
2024年10/9~12まで開催いたしました。

「SIWA KOUZO」コレクションとは。
楮という自然素材に流行に左右されないタイムレスな
デザインとディテールへのこだわりを掛け合わせ、モデストラグジュアリーな感覚を体現しています。「KOUZO」は、素朴な素材である楮和紙を自由なデザインの視点から捉え、丁寧な手仕事で仕上げた工芸品です。使う人の感覚、感性にやさしく触れ、日常に特別な喜びと楽しみをもたらす
コレクションとしての成長を目指します。今回のコレクションでは、島根の佐々木誠さんの勝地半紙と小国の今井宏明さんの楮和紙に、こんにゃく糊や柿渋、胡粉、ベンガラなどで加工を施し、麻織物や革などの異素材も使用。モダンデザインと丁寧な手仕事とを掛け合わせた工芸の新しいかたちです。持続可能なものづくりの仕組みを考え、購入後のメンテナンスや修理、使わなくなった製品の回収を積極的に行います。環境負荷を抑えるために、天然の素材を使い、昔ながらの技法で作りました。

SIWA KOUZO Bob Large (イメージ)

デザイナーからのMessage
「優しくて柔らかく、ほっこりとして親しみやすい。
そんな印象を持つことが多い和紙ですが、アングルを少し変えてみると、
ハリがあって、力強く、レザーのような揺らぎと風合いを
持ち合わせていることに気づきます。和紙の特別感、
目にしたときにパッと気持ちが晴れやかになる感覚を
モノのかたちに集約していくことができればと考えました。

紙の表情が可能な限り引き立つように余計な装飾は設けず、
機能性とバランスを鑑みながらレザーやファブリックなどの
素材をミックス。ステッチの手法にも配慮しています。

和洋どちらのワードローブでも使うことができるニュアンスを持たせつつ、
手にしただけで気持ちが少し高揚するようなバッグ。
少し特別な一日のためにお気に入りのアクセサリーや時計、
靴を選ぶような感覚でKOUZOを楽しんでいただければ幸いです」

デザイナー柴田文江

「SIWA定番 新作のご紹介」
今回の新作はバッグを5型と深澤直人さんが長い間アイデアを温めてきた
照明器具 <A4 ライト>を発表いたしました。

Puffy boston bag S/MとMini vertical bag
A4  ライト

展示会期間中は多くのお客様とバイヤー、プレス関係の皆様にご来場いただきまして誠にありがとうございました。

期間中の会場の様子
初日と2日目には深澤直人さん、柴田文江さんも在廊くださいました。
たくさんの方々に新作を見ていただきました。

『トークショーについて』
会期中プレス関係者様向けに実施させていただきました深澤直人さんと
柴田文江さんのトークイベントの様子を3部作にてご覧いただけます。今回の製品開発についてや、お二人の幼少期の思い出の話など
貴重な楽しいトーク内容です。ぜひ、お聞きください。(60分程度)

今回、発表いたしました製品は、2024年12月より随時販売開始を予定しております。販売情報、詳しい製品の詳細はHPおよび、インスタグラム等で
今後、随時配信いたしますので、ぜひチェックしてください。

深澤さん、柴田さん、とても楽しいトークをありがとうございました。


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