TEIJINの運営するECOPET®︎公式HPでインタビューをうけて。
SIWAの素材であるハードナオロンは2010年よりペットボトルの再生繊維を使用して紙を漉いています。
使用済みペットボトルを原料として、紙が漉けるための繊維にしているのは、「だけじゃないテイジン!」でお馴染みの衣料製品、繊維原料の販売商社の帝人フロンティア。ECOPET®︎という商品名で1995年から、製造販売されています。
ECOPET®︎は回収されたペットボトルを粉砕、フレーク化、ペレット化させてショートカットファイバーにしたものです。
我々はその素材を使い紙を漉いています。
ハードナオロンは100%ポリエステルを使って、紙を漉いており、2021年1月現在は、その内の60%ECOPET®︎を使用しています。
そのECOPET®︎を使用することになった経緯や、環境配慮に対しての思いなどをECOPET®︎の公式HPにてインタビュー記事にしていただきました。
帝人フロンティアはとても大きな会社ですが、我々の今までの活動に対し非常に協力的で日々情報交換も密にしながら製品の紹介や素材の販売などにも前向きに一緒に取り組みをしてくださいます。
今回のインタビュー記事もその流れの中で取り上げていただき、我々としても大変名誉なこととなりました。
ECOPET®︎の技術は帝人フロンティアが25年もの長い年月の中で取り組んできたものであり、環境問題に対して話題が多いこの時代の中でもその歴史があるからこその信頼のおける素材だと思っています。
(ECOPET®︎25年の歴史についてはこちらをご覧下さい。)
現在の取り組みとしては、今の60%ECOPET®︎の配分を100%ECOPET®︎にするために一緒に共同開発を進めている最中です。
やっと第2弾の試作まで進み、現在検討評価中の段階です。
これがうまく進めば年内には100%ECOPET®︎での商品生産が徐々に始めらそうです。
この新しい取り組みに対しても、帝人フロンティアの開発部の方々とともにナオロンの原紙の風合いや強度の再現、100%になった際のちょっとした加工のしにくさなどもご理解いただきながら、調整を重ねています。
今後も帝人フロンティアとの取り組みは続き、よい良いものづくりのために進んでいきたいと思います。
インタビュー記事はこちらからお読みください。