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SivanSのメンバーを紹介するインタビューシリーズVol.7

SivanSのメンバーを紹介するインタビューシリーズ第7回目はSivanS DigitaLシニアデジタルプロデューサーの戸崎さんを紹介します!これまでのバックグラウンド、デジタルに関するご自身の考えなど伺いました。

話を聴いたメンバー
戸崎 かえ シニアデジタルプロデューサー
両親の仕事の関係上、海外で育ち、海外の大学を卒業後、通訳、プロジェクトマネージャーを経て、かねてから興味のあったWebディレクターとして従事。現在SivanS DigitaLのシニアデジタルプロデューサーとして、複数のクライアントのデジタル案件をプロデュース中。

-海外生活の方が長い戸崎さん。これまでのバックグランドを教えてください。

-はい。生まれは日本ですが、生後3か月から高校まで両親の仕事の関係でずっと香港やシンガポールで生活をしていました。現地の日本人学校やアメリカンインターナショナルスクールに通い、もともとTVコマーシャルに興味があり、将来はそういった業界で仕事ができればいいなと思い、その後イギリスの学校ではデザインを学び、アメリカサンフランシスコの大学では広告を専攻しました

-なぜTVコマーシャルに興味を持ったのですか?

わずか15秒という一瞬に全てをこめるTVコマーシャル

-TVコマーシャルってわずか15秒という短い時間。その本当に短い一瞬で訴求したいことをなんでもかんでもつめこんで視聴者に訴える。そのアイディアと構造に興味を持ったんです。映画でしたら制作物として記録に残りますが、TVコマーシャルって、その商品の発売時や販売されている期間のみ。期間限定でしかも15秒という、本当に儚い。日本風に言うと桜の様。でもその一瞬の為に皆でアイディアをしぼり、制作する。そこがすごいなと興味を持ちました。

-面白い観点ですね。でも言われてみると確かにすごいですね。15秒という短い時間に全てを注ぎ込むという。

-はい。それから国によってもTVコマーシャルって特徴があるなと。これは個人的な感想ですが、例えば日本は歌にのせて、皆で口ずさんで宣伝をしたり有名人を多用する。イギリスやアメリカは有名人を起用したりはあまりせず、ブラックジョーク、衝撃的、ショッキングな内容で注目を集める。当時のアジア圏ですと情報を表示し伝達するのみだったりと国によっても特徴があって面白いなと興味を持ちました。現地でその国ならではのTVコマーシャルを見るのが楽しみでした。

-文化の異なる様々な国で実際に生活をしたからこその発見ですね。

異なる文化間に入っての橋渡し、交渉役

-そうですね。TVコマーシャルに興味があったので将来は漠然と広告業界で働きたいなと思っていました。大学在籍時代、ちょうどアメリカでITが盛り上がりをみせていた時代背景や大学の裏側が某大手IT企業だったこともあり、サンフランシスコの大学で学んだのはどちらかというとデジタル広告でした。そこでデジタル広告にたくさん触れ、大学在籍中には、TVコマーシャルよりもIT業界やデジタル広告に惹かれるようになり、卒業後はIT業界の職につきたいと思っていたのですが、実際には、大学卒業当時、ちょうどその頃リーマンショックがあり、念願のIT業界での就職に苦戦をし、香港の壁面緑化の代理店に就職をしました。オープニングスタッフとして、それこそ営業、総務、壁面施行などなんでもやりました。今振り返れば大変な日々でしたが、香港政府に直接交渉をしたり、大規模なビルや空港にも取り入れてもらえ、やりがいもありましたし、一気に色々なことを覚えることができたのでよい経験だったと思います。その後も香港で、日本のゲーム製品を海外で販売するプロジェクトのマネージメントを経験する中で、現地へのローカライズをし、日本本社と香港支社間での違いを理解した上で双方の間に入り交渉をしたりしていました。よくよく考えてみると、幼い頃から海外での生活が長く、様々な文化に接し、その国々でのものの考え方や文化の違いを肌で感じ、それを自然に受け入れるといった環境で育った為、異なるものの考え方や様々な文化の違いを持った人や会社間での橋渡しや交渉が他の人より少し得意なのかもしれないなと思います。これまでに経験した業種や職種はばらばらですが、共通しているのは異なる文化間に入っての橋渡し、交渉役。幼い頃から、両親の転勤の為に各地を転々とし、時に自分のアイデンティティーに悩んだこともありましたが、高校時代からフリーランサーで通訳(広東語、英語、日本語)をしたり、様々な人にふれあい、色々な知識を吸収したからこそ、相手をみて話し方を変えたり、言葉だけでなく、相手のバックグランドや文化などを考慮した上で伝え方を変えるといったことが自然と身についた。いわば橋渡しや交渉の役割。私の得意分野かなと思います。それは現在の広告代理店でのクライアントフェーシング業務や社内での進行管理業務にも役立っています。

-頼もしいです。そこからWebやデジタルのキャリアへどのようにつながったのでしょうか?

知識0、未経験からのチャレンジ

-日本人ですが日本に一度も住んだことがないということもあり、一度は日本に住んでみたいと思い、日本での就職活動を開始。やはりIT業界やプログラマーってかっこいいなと憧れており、日本のWeb制作会社のコーダー枠に全くの知識0、未経験で香港からオンラインで応募しました。

-全くの未経験からの応募とはなかなかチャレンジャーですね!なんだか戸崎さんの新たな魅力を発見したような気がします。

-(笑)。当時IT関連企業で英語が話せる人材が不足していたということ、これまでのクライアントフェーシングや進行管理経験をかわれ、Webやデジタルの経験は0でしたが、ポテンシャル採用ということで日本の中小Web制作会社で念願のWebディレクターとしてチャンスをつかみました。そこではWebディレクターとしてコーディングの知識も実務を通し身につけ、クライアントとの要件定義、Webサイト運用の進行管理業務に5年間程携わりました。一通り経験した後、次のステップとして広告代理店SivanS DigitaLにデジタルプロデューサーとして入社をしました。

-デジタルプロデューサーとしての業務内容を教えてください。

-メインで担当しているクライアントに関しては、クライアントとのミーティングで新しいプロジェクトの要件定義や提案、進行中のプロジェクトの進捗確認。制作スケジュールを組んで、クリエイティブチームメンバーにデザインやコピーなどの依頼、クライアントとの確認後、コーダーへのWebページの構築依頼、テストアップ、本番環境へのアップなどのWeb制作進行管理。各キャンペーンの分析レポーティングなど。別のクライアントでは、月一のオンライントークイベントの運営やデジタル広告のバナー制作、ショートムービー制作編集などを行っています。

-幅広く業務を行っているのですね。シニアデジタルプロデューサーとして大切にしていることや楽しさ、やりがいは何でしょうか?

信頼関係構築

-そうですね、やはりコミュニケーションを一番大切にしています。キャンペーンなどすごいスピードで複数のプロジェクトが進んでいくので、常にクライアントや社内のアカウント、クリエイティブ、デジタルメンバーとの進捗確認や変更点のキャッチアップが大切。円滑に業務を進める為に、コミュニケーションを通しての信頼関係構築を大切にしています。やりがいに関しては、やはり自分が関わったものが世に出ている。それにつきると思います。学生のころ遠い存在だった広告というものが、現在自分の一声で内容が変わったり、自分の意見も反映されたりし、そういったものが世の中に出ている。それを見るのは嬉しいです。現在携わっているクライアント業務では、キャンペーンが多い為、内容自体楽しいものが多い。日々面白いことや新しいことに触れることができるといったところも楽しいですね。またクライアントへ分かりやすく提案をしたり、新しい提案をし、うまくいった際にクライアントから感謝されると嬉しくやりがいを感じます。それからデジタルプロデューサーとして日々色々なタイプの人とコミュニケーションがとれるところが楽しいです。クライアント、アカウント、プログラマーなど、一概には言えませんが、様々なタイプの人と日々関わる機会が多く刺激になります。

-今後の目標は何でしょうか?

-シニアデジタルプロデューサーとしてもっと経験を積みたいと思います。その為にはもっと色々なパターンを経験し、自分のデジタルプロデューサーとしての引き出しを増やす。新しいテクノロジーをキャッチアップしながら、分析やマーケティング領域での知見も広げ、それらを踏まえて、総合的な新たなデジタルソリューションをクライアントへ提案していきたいです。

-社内外問わずいつも迅速かつ丁寧な対応に定評のある戸崎さん。最後にご自身にとってSivanSはどんな会社でしょうか?未来のSivanSメンバーに向けて一言お願いします。

自分の意見を発言しやすい環境

-色々なバックグラウンドの人が在籍しているので、ぶつかることもありますが、自分の意見を発言しやすい環境だと思います。それはいいものをつくるには大切なこと。違う意見をいうことがすごく大切だと思います。納得していないのに自分の意見を押し殺して進めることはだめ。長く海外で育った為、私にはそういった環境が合っていると思います。SivanSはATL、BTL、クリエイティブ、プロダクションなど連携しチームで動いていくので、Webだけでなく、それ以外の広告も学べる環境があります。それから今後広告業界でも、デジタル化がますます加速し、一人ひとりにより細分化された広告展開をされていくんだろうなと思います。なので、世の中の流れや人の考え、ジェネレーションごとのくくりだけでなく、一人ひとりの特性を理解し、マーケティングし、それをデジタル広告に反映していくことがますます必要になっていくと思います。最新のデジタル技術や情報にいち早くキャッチアップし活用し提案していくのが好きな人にはSivanSは向いていると思います。

-面白いお話をありがとうございました!
SivanSでは一緒に成長し働くメンバーを募集しています。
SivanSのデジタル広告業務に興味がある人、ご連絡お待ちしています!

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