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自分を信じる

僕は選択を間違えているのかな。

折々、必要と思ったことの方へと動いてる。

けど、ずっと不安。

つい、考えてしまう。

考えなければ、全てが良い方向へと進んでるだけなのに。

ままならない身体。

心に、自分の在りたい姿を伝えてみる。

おいそれとは変わらないかもしれない。

でも、やれるだけやってみる。

家族中心の日々を終わらせる。

双方に負担かかってたから。

王子が施設入所して、ひとり立ちの形になれて。

姫も今、自宅でのぬるま湯な日々からの卒業へと、周辺準備が進んでる。

こんなにも、家族に引きずられるものなんだってことを叩き込まれた、この30年ほど。

本来の自分を開放できないまま、ずっと誰かのための存在であり続けてきたから。

チャレンジしては消えて、の繰り返し。

でも、やったこと自体は消えずに残ってるんだってことを、このところの立て続けの再会や、新たな出会いのご縁たちから思わせてもらえてて。

ヘタっても動いてきたんだな、って自分をほめてみたくなった。


働きに出ること、まだ難しい体調。

それでも、車を持つことにした。

保険契約、できた。

これから、支払い。

姫の手続き諸々にかかる費用。

日々の暮らしの費用。

誰が出してくれるわけでもないもの。

これでもう生活保護は受けられないね。

姫を世帯分離出来れば、姫だけ生保受給出来るのだけれど、それは入所が決まってからの申請になるらしい。


倉敷はもう10万の支給がなされたよ〜、と聞いたけど、岡山も玉野もまだお知らせも無くて。

途方に暮れてはいるんだけど。


もう、なるようになる!

大丈夫!

って思いながら、今日出来ることを、出来るだけ。


まだ、姫は起きてこない。

ほっとくと、食事もしてないし、水分もとらない。

音に過敏なのに、ベッドは一緒の部屋。

この十年続いてきた現状。

助けて、と声を出しても、解決に辿り着けないことの繰り返しで、もうずいぶん前から僕は壊れてる。

壊れてなきゃ、やってられなかった。

でも、どこからも壊れてる判定されないままだったから、もう誰に頼ることも諦めてた。


最悪の状態に落ちた、去年。

でも、そこから大好きだった玉野に移れて、今少しホッとしてる。

生活がままならないことは変わらないけど、なんとかなると思えてる。


今日も、松葉と真菰葉のお茶を飲む。

姫の体験入所スタートまで、あと1週間ほど。

それが本当に叶うことならば、ちゃんと必要な費用をまかなえるはずだから。

信じておく。


支払えなければ、それまでのこと。


健常でもなく、障害でもないのかな?そんな中途半端な僕の身体。


ま、なすがまま。

今日も、未来への風が吹くから。

今夜も精一杯、心からの音を奏でていよう。

















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