8/15-21 あれが食べたい、これも食べたい
・TVで、コロナによる外食控えの影響でカニが余ってしまった店のニュースを見る。ノドの完治まで食べちゃダメと言いつけられている食べ物は多いが甲殻類はどうなのだろうと、ふと思う。カニ、エビ食べたい。居ても立っても居られないのだが時刻は16時、病院の総合窓口は閉まっている。緊急外来に電話する訳にもいかず、一晩悶々とし翌朝の受付開始時刻ピッタリにTEL。カニ、エビ食べて良いんですか?軟骨に注意すれば食べていいですよ。なるほど。(今になって思い返すと、朝イチから大して緊急性も無さそうな食材について尋ねるなんて、餓鬼のような所業だ。)確認出来た時点でなぜか満足してしまい、結局カニもエビも食べなかった。
・大学時代の友人と共に、同じく大学時代の友人宅を、新婚祝いを兼ね訪問。家具の配置、玄関の靴の並び、部屋のそこかしこから2人の仲睦まじい距離感を感じられなんだか幸せな気分になる。食事をご馳走になる。酒NG状態の俺は遠慮せざるを得なかったが、友人たちには当然そんなシバりは無いため、家主秘蔵の日本酒たちをグイグイと飲む。他人が飲む酒はなぜこんなにも美味そうに見えるのだろうか。色だけなら友人たちの濁り酒と同じなのにと、コンビニで買ったソルティライチを切ない気持ちでチビチビとあおる。なにはともあれ、楽しいひとときだった。
・遅くに帰宅。TVを付けるとCDTVが放送していたので、観る。夏らしく、湘南乃風の撮り下ろしライブ映像が流れる。なんでも新曲だそう。
この曲だ。「パパイパ パイパイ パイナポ‐ 風に濡れて感じるマンゴー」という歌詞に、衝撃的だな、と思いつつも、つられてパイナップルが食べたくなる。単純な人間で良かった。
・ミスドへ行き、ハニーディップを食べる。普段はオールドファッションとハニーディップのセットで食べるのだが(ヨッ、デブ!)、片方は医者によって封じられている。医者が悪いわけではないが。それにしても、世の中にこんなにも美味いものがあって良いのだろうか。俺の世の中が狭いだけなのか。
・コロワイドと大戸屋の騒動について考える。どちらも、足を向けて眠れないくらい学生時代にお世話になった店であるが、後者は昨年久しぶりに食事した際、提供が遅く、量もこんなんだったか?と思ったきりになってしまっている。(訪れた店舗だけがそうだったのかもしれないが。)大戸屋自体、特別な日に行きたいというタイプの店ではないから(これも人によるが)、ボリュームメリットのあるコロワイド傘下になって、安く・たくさん食べられるようになるのなら、消費者にとっては良いのかも。そんな事より、両者のTOB専用サイトで掲示されている主張文が恨みつらみがギッシリと詰まった内容で非常に読み応えがあり、最近読んだ文章の中で1番面白かった。
・術後検査に行く。医師によると、患部は順調に完治に向かっており、来週末からは酒も揚げ物も解禁して良いとの事。うれしくって医者を抱きしめそうになる。YUKI。
・TVで大食い番組がやっている。大食いは出来ないが、人が食べるのを観るより、自分が食べたいというのが今の気分だ。明日、ながらく離れ離れとなっていた家族と合流する。誰に似たのか、生まれたばかりの我が子も既にミルクをやたら欲しがるようになっているとの事だから、そのうち家族して食い意地を張るようになるのだろう。