就労移行支援に通う前に知っておこう!
就労移行支援に通う前に、知っておきたいことを、動画と文章でまとめておきます。
-------------------------------------------------------------------------
【就労移行支援事業所】という言葉を聞いたことがありますか?
【受給者証】をお持ちの方が利用できる、福祉サービスです。
東京都内では様々な事業所があり、どんな場所なの?っていう方に向けて情報発信することにしました。
2年間通ってみて感じたことを動画にしてみました。
動画の内容について、今回は記事として書いていきます。
【01:00】 精神障がい者雇用についての特徴4点
-------------------------------------------------------------------------
特徴1 年間離職率が半数以上を超えている
特徴2 達成企業50%未満
特徴3 昇進の見込みが殆どない【平均月収12万7千円】
特徴4 9割近くが、事務・雑務に括られている
以上のような、特徴を踏まえた上で移行支援を知っていきましょう。
【03:20】 就労移行支援事業所の行政からの評価
-------------------------------------------------------------------------
【就労移行支援事業所】が行政からどのような評価を受けられるのかを簡単に説明していきます。
Q. 利用する人は、事業所からみてどういった存在なのか?
A. 就労実績に繋がる、1カウントになっています。
利用されている方が、就労後に半年間の定着支援を受けたことで1カウントとしてみなされます。6ヶ月間が重要と言えるでしょう。
3割近くの事業所は実績0という現実があります。
就労移行支援事業所にとっての、実績は行政からの評価に繋がってます。
では、具体的にどういった評価対象になってくるのでしょうか。
定員数のうち、何%が1カウントを取れるかが重要とも考えられます。
大手事業所は、1カウントを大きく取っている事業所と言えるでしょう。
実績のある事業所=信頼できる事業所というイメージがありますが
障がい者雇用の特徴を加味した上で考えてみてどうでしょう。
利用価値のあるツールなのでしょうか?
ただ、都合よく低賃金の仕事に括っているだけじゃないでしょうか?
【05:30】 実際に通ってみた感想
-------------------------------------------------------------------------
専門性が薄い内容で、社会人とは?という価値観を刷り込むだけの訓練内容だったように見えました。
働き方について単一的で、狭いフォーマット上の括りに縛りつけるような訓練でしかなかったのが正直な感想です。
ダイバーシティという観点で、利用している方の特性を考えられていない。
専門性の薄いことを、一般論で刷り込む訓練でしかなかったです。
個人的な感想としては、行政が作ったフォーマットの中でしか考えられない狭い括りに縛りつけるだけの現実があったと感じました。
精神障がい者の雇用格差は、あまりにも大きな格差があることを受け入れなさい。と言ってるようにも見えてしまうのです。
【07:30】 年間離職率について【特徴1】
-------------------------------------------------------------------------
次に、障がい者雇用の特徴を振り返りながら考えてみましょう。
年間離職率が半数を超えていることが、東京都内のハローワークのデータから分かりました。
一般雇用と障害者雇用を比較してみて考えてみましょう。
一般雇用の年内離職率は15%前後ということが分かりました。
障がい者雇用は、一般雇用の3倍近くの方が離職されています。
離職理由についても調べてみました。
離職理由については、労働条件が合わないというのが最も多い理由です。
平均月収12万7千円ということを考えれば、条件の部分は大きく関わってくるのかなとも思います。
特例子会社など企業にとっても一括りにするメリットが大きいこともあり
行政のフォーマットの括りに縛りつけているとも考えられますね。
このような現状の中で、定着した数を優先する事業所というのはどうなんでしょうか。利用する人にとってメリットは大きいでしょうか?
【09:00】 専門性が低いことについて【特徴2】
-------------------------------------------------------------------------
ハローワークの求人をみても、障がい者雇用は事務・雑務に偏ります。
最初に伝えておくべきなのは、事務職は専門性の高い仕事と思っています。
事務職の方は、器用なオールラウンダーで、人との距離感を掴むことに長けてる方が多いというイメージがあります。
そんな事務職に、障がい者雇用のイメージが全く沸かないです。
障がい者雇用の中でも、最もハードルが高い職業ではないかと個人的には思っています。何故、この業種なのか理解できなかったです。
【13:45】 企業達成率50%未満について【特徴3】
-------------------------------------------------------------------------
法定雇用率2.2%、45人に1人の障がい者雇用
行政が定めている2.2%に達成している企業は50%未満です。
達成できなかった場合、行政にペナルティーを支払わないといけません。
そういった現状の中で、障がい者雇用はペナルティー前提になってるのではないか?という疑問が出てきました。
達成率が半数以下なのに、2.3%に引き上げるのっておかしくない?
このように、行政が1枚噛んで手数料を貰ってるようなイメージに見えてしまわなくもないです。雇用を促すことは、ペナルティーの催促に見えます。
企業のペナルティが括られた雇用を支えているようにも見える。
行政の作ったフォーマット上で、達成していない企業へのペナルティーがあるから存在する特殊な雇用としても考えられてしまいます。
また、精神障がい者雇用という箱に、「特例子会社」という名前をつけて売れば年間に何百まんという金額が動くと思います。
働いている人には、全く恩恵が感じられない部分なのが問題ですね。
最後に利用者からのメッセージ
-------------------------------------------------------------------------
私が感じた、精神障がい者雇用を一言で表現するとしたら
アパルトヘイトです。
健常者と障害者の溝は深く、また精神と身体にも給与格差があります。
この大きな溝を埋めていく為には、一般よりも特化した専門性を身につける必要があるということが分かりました。
手帳を交付したときは、少しハードルを下げて頑張っていこうと思いました。その発想は、全くもって真逆だったということです。
マイノリティが、マジョリティと共存していくには、一般以上の専門性を求められるということです。そうでないと、この格差の溝は埋まりません。
精神障がい者雇用の最も大きな不満
行政が捻出しているリソースに対して、自分を含めて障がいをお持ちの方が全く恩恵を感じられないということではないでしょうか。
福祉サービスという媒体は、専門性に特化するという意味で浅いです。
行政のフォーマット上の中で、一般よりにしか考えられないのです。
フォーマット上の領域を出られない福祉サービスを利用し続けても
この格差は埋められないのではないか?と思いました。
以上が、就労移行支援事業所に通ってみた感想の動画説明となります。
私は、ただ部屋にいるだけの生活を送ってしまっています。
選択肢がありません。
Youtubeという媒体と通じて、画像の編集を学ぶことが出来ているのは
1つの成果だと考えて前向きに取り組んでいます。
自立に繋がりますので、チャンネル登録よろしくお願いします。
また、仕事を募集しています。
何かいいアイディアがあれば、お気軽にご連絡ください。
失意最果
利用した事業所
就労移行支援事業所ウェルビー
https://www.welbe.co.jp/lp_30s/
<meta id="metaKeywords" name="keywords" content="30代,ウェルビー,Welbe,障害者,就職,支援">
就労移行支援事業所Roots
https://www.xn--fdk7cd2e.com
<meta name="keywords" content="就労移行支援事業所,新宿,四ツ谷,新宿区,東京,障害者,支援,社会復帰,発達障害,障害,ルーツ,就職" />
見学に行った事業所
就労移行支援事業所リタリコ・ワークス
<meta name="keywords" content="障害者,障がい者,LITALICO,りたりこ,リタリコ,WINGLE,ウイングル,教育"> <meta name="robots" content="noodp">